障害年金 不支給問題で思うこと

今月初め、夜桜観賞をしました。雑事に追われ年によってはし損ねてしまうお花見、今年は旧知の友人とできたので満足しています。

 

さて、障害年金、昨年2024年度は精神の障害について審査が厳格化、不支給の判定は、23年度の2倍にもなっていたことがニュースで取り上げられています。

 

そういえば、昨年、肢体障害ですが、審査の過程がわかる認定医などの意見が書かれた「認定調書」を取り寄せたとき、違和感を覚えたことを思い出しました。

 

年金機構に対し、審査に係るすべての資料の情報開示請求をしたところ、認定医が記載する書類のほか、見たことのない新たな書類が出現していました。「事前確認票」という文書です。認定医が診査する前に機構職員が記入するものでした。職員が書いた内容は、本来、医師が判断するところではないのではないのか?と驚きました。越権行為では、と感じたのです。

 

認定医は、「事前確認票」の職員による細かなメモとほぼ違わない内容で、決定の理由を記載していました。これら文書を突き合わせると、認定医が決定しているとはいえ職員の思うがままの結果になっているのです。認定医を誘導していると感じました。

 

認定医にとっては、請求者個々の状態を読み解く手間が大幅に省けるので、「事前確認票」は効率的で良い文書なのかもしれません。しかし、職員は専門家ではないのです。医学の視点で見落としてはならないポイントが抜けること、大いにありそうです。

一部の認定医の話と信じたいですが、機構職員のいいなりになるとは。専門家としての矜持はないのでしょうか。とても残念な傾向です。

 

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