就業規則作成・変更

就業規則とは

社員が会社で働く上で守らなければならない規律や、労働時間、賃金などの労働条件を具体的に定めた規則です。いわば、会社と社員との最低限の約束事といえます。

パート・アルバイトも含み常に10人以上の従業員がいれば、就業規則の作成は法的に義務となります。
ただ、10人未満の場合でもメリットが多いため、作成しておくことをおすすめします。

就業規則を定めるメリット

会社側

事業場内の秩序を維持し、効率的に企業活動を行っていくことができます。

社員側

労働条件が具体的に明示されることで、安心して働くことができます。

両方

労使双方の権利と義務が明確になり、無用なトラブルを最小限に抑えることができます。

［近年の傾向 ］
会社と社員間の労使トラブルが増加しています。

これらを防ぎスムーズな会社経営のために
貴社の実情に合った就業規則の整備をお勧めします。

就業規則は、ホームページに載っている無料テンプレートで問題がないのでは？

貴社の実情に合わない背伸びした内容になっていることがあります。

法的に義務ではない、国が規定することが望ましいと考えている内容まで含まれているためです。

義務でないことまで規定してしまうことで、経営に支障となることがあります。

何年も前に作成した就業規則はあるけど？

毎年のように法改正があります。
何年も前の就業規則をそのまま使用していると、違法な状態になってしまうため、規則の存在自体がリスクとなります。定期的な見直しをお勧めします。

自社に合った就業規則とはどのようなものかわからない

業態や規模により起こりがちな課題、これまで実際に生じている問題、将来的に生じやすいと考えられる問題などに沿ったものです。業務を行ううえで、従業員の方が守るべき義務やルール（服務規律）も、貴社の特性に合ったものを一緒に考えます。