![不眠が2週間以上続くのが「うつ病」判断の目安](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/saf3ab983e81fc087/image/i3c4ad83dd1f3568a/version/1377693359/%E4%B8%8D%E7%9C%A0%E3%81%8C2%E9%80%B1%E9%96%93%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E7%B6%9A%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%8C-%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85-%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%AE%E7%9B%AE%E5%AE%89.gif)
「うつ病」と「うつ状態」は、似ていますが違います。特に、障害年金の対象になる傷病になるかどうかの基準で考えると、「うつ病」は○、「うつ状態」は×です。
どちらも憂うつ、気力がでない、などの症状は同じですが、「うつ状態」は休息を取ったり、ストレスの原因を除けば健康な状態に戻る一過性のものです。
一方、「うつ病」は脳の中の物質――幸福を感じたり、ワクワクしたり、気力がでたりするもの――が出にくくなる状態で、脳の病気です。
ただし休職中、会社に提出した診断書に「うつ状態」と記載されている場合は、担当医に確認してみてください。本当は「うつ病」ですが、医師が復職を前提に考えたとき、会社向けに気を遣っていることがあります。より軽度の病名をあえて選び、「うつ状態」と記入してくれていることがあるようです。