新しい気づき                   ~「情報ライブ ミヤネ屋」出演から得たこと~

情報ライブ ミヤネ屋 2013年6月13日 年金特集第8弾
左から MC宮根誠司さん 私 同志社大学の橘木俊詔教授 

「講師をするときの話し方や内容を、もっと工夫しなければ」と省みる経験でした。

 

宮根さんも裏方の番組スタッフの方がたも、本当によく年金を勉強されていました。わかりやすく解説するためには、勉強せざるを得ないということでしょう。また、年金情報を商材として捉える感覚、これは真似をしたいです。

 

年金情報がテレビ局にとって良い商材であるのは、視聴率が取れるからです。視聴率のために、一般の人の感情に訴える内容に着目し、心に突き刺さる言葉を選んで伝えていきます。

 

専門家としての立場では、感情に訴える方法をもっと取り入れたいです。感情に訴えつつ、結果的には理性的に判断してもらう伝え方を考えないと、危険だと感じたからです。世論が感情に流され年金改革案の選択を誤るとしたら、日本の未来はありません。それくらい、年金は大切な制度です。

 

・・・と文章を作りつつ、どんなふうにしたら良いのか具体的にわからず、ぼんやりしています。これから学ぶ課題です。これまで、知識があって実務ができれば、それで完結していると思ってきました。が、専門家として「世論が誤った方向に進まないための伝え方」も、私たち社労士が学ぶ技術だったことに、私は今さらながら気付きました。でも、きっと遅くはないですよね!

 

出演にあたり、今回もたくさんの方から応援メッセージや、感想をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。