企業経営の経験あり「武道家人事労務コンサル」+年金手続き3,000件超の「年金コンサル」の社会保険労務士事務所です。

2018年

10月

31日

大人になってから受診した知的障害の請求

 秋も深まってきました。

 1月末に『世界一やさしい障害年金の本』を上梓してから、ご覧になった方からご依頼いただくことが増えております。ありがとうございます。

 

 障害年金を請求できる日は、初診日から1年6ヵ月経った日、または1年6ヵ月以内の症状固定の日です。が、症状固定で認められるケースは、心臓ペースメーカー装着日など具体的に決められています。そのため多くの場合、初診日から1年6ヵ月経った日が請求できる日になります。

 この請求できる日を「認定日」といいますが、「認定日」に症状が軽度で、障害年金を受けられる程度に当てはまらなければ、65歳になるまでの、悪化したときに請求できます。

 

 さて、問題です。

 先天性の知的障害のある方が、勉強についていけなくても普通学級でずっと過ごしてきた、ということが時々あります。このような方が、成人してから初めて医療機関にかかり、そこで「知的障害」と診断されました。その受診日がここ数ヵ月以内で1年6ヵ月経っていない場合、1年6ヵ月経たないと請求できないのでしょうか。それとも、すぐに請求できるのでしょうか。

 

 答えは、「すぐに請求できる」です。1年6ヵ月経つのを待つ必要はありません。

 ただし、20歳前から知的障害であることを証明できる場合です。小学校や中学校の先生など、周囲の方が知的障害がある、と気付いていて特別に対応していたなど、第三者からの証言を得られれば証明になります。その他にも方法はあります。

 なお、成人して初めて診断されている場合、20歳前から療育手帳(自治体によっては「愛の手帳」という)も交付されていないので、手帳を持っていたとしても交付日を証明に使うことはできません。

 

 過去にさかのぼって請求できるのは、原則的には、20歳の前後3ヵ月に受診があり診断書を作成してもらえる場合です。しかし、その頃の受診がなければ、請求する時点の診断書で提出します。障害年金の受給が決まると、提出した翌月分から年金が受けられます。

 

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2018年

9月

30日

月をまたぐ前に出す、とき

 

9月下旬、関東地方は気温の低い日が増えました。秋らしい爽やかな期間は、昔に比べごく短くなっていると感じます。さらに今日は大きな台風が列島を縦断中。お気をつけください。

 

   障害年金でよく使う請求方法は2つあり、「認定日の請求」と「事後重症の請求」です。このうち、「事後重症の請求」では、診断書の出来上がりの早さが年金額で有利になります。月単位で差が出るため、内容の整った書類が揃うなら、月をまたぐ前に提出するようにしています。

 

   まず、2つの請求方法の解説をします。なお、診断書の枚数については、使用する診断書が1種類のケースとしています。

  「認定日の請求」は、初診日から原則1年6ヵ月経った日(この日を「認定日」といいます)の状態と、請求する現在の状態を併せて審査してもらう方法です。「認定日」から請求日まで1年以内なら、診断書は「認定日」の状態のもの1枚、1年を超えているなら診断書は「認定日」と「請求日」それぞれの時点のもの2枚が必要になります。

 

    診断書を2枚提出した場合は、「認定日」と「請求日」それぞれの状態が審査されます。そのため、2つの時点での審査結果は違うことがあります。たとえば、「認定日」は不支給で「請求日」は支給、「認定日」は2級で「請求日」は1級、といった具合に。「認定日」も「請求日」も支給決定されるなら、過去にさかのぼり認定日の翌月分から、年金を受け取ることができます。

    ご相談の方が、「さかのぼって障害年金を受けたい」とお話しになることがよくあります。それはこの「認定日の請求」を指しています。

         

     一方、「事後重症の請求」は、請求日時点の診断書のみで審査を受ける方法になります。入手する診断書も、請求日のもの1枚です。支給決定されると、年金事務所に提出した翌月分から年金を受け取れます。

 

 「事後重症の請求」と「認定日の請求」で認定日が不支給になる可能性があるときは、できるだけ早く提出しましょう。提出する月が1ヵ月遅れると、年金も1ヵ月分受け取り損ねてしまう、と言えるためです。

 

2018年

8月

31日

初診日の証明 「5年以上前の本人申立てが認められる」のに?

 明日から9月。まだ秋らしくない暑さが残っていますが、太陽ギラギラの真夏と日差しが違ってきましたね。

 

 最近気になること。初めて診てもらった病院などが廃業したり、カルテが廃棄されていたりして、初診日の証明が取れないときの証明方法が、3年前から拡大されています。

 

 しかし最近、これが年金事務所に周知されていないばかりか、審査の際も本人に説明されなかったばかりに不支給という結果に結びついてしまっているのでは、と感じる事例に当たることが続いています。

 

 特に、「本人請求時の5年以上前、医療機関が作成したカルテ等に、本人が申し立てた初診日が記載されている場合には、初診日として認める」という新ルール。

 

 というのも、提出された診断書に、初診の問診で、本人から初診日の様子を事細かに聞き取りし、「精神不安定のため、高校3年生の夏、○○病院を受診」などとかなり具体的に記載していることがわかるにもかかわらず、「初診日がわからないので、他の資料をつけるように」と返戻され(指示されたまま提出しても、おそらく不支給結果になると思われる)たとか、「初診日不明のため」と不支給の通知を受けた、という相談を受けたためです。診断書を作成した病院などは、請求から5年以上前から通院しているところばかりです。

 

 どれも初診日が国民年金や20歳前の、障害基礎年金の請求での事例です。以前なら、もう少し親切な対応でした。きっと昨年3月までなら、「現在の医療機関の、初診時のカルテや問診票のコピーを添付してください」といった誘導があったと思います。これによって、先述の通り「5年以上前、医療機関が作成したカルテ等」に初診日の記載があることを証明でき、受給のための条件の1つはクリアできます。本人がそんな運用上のルールを知らなくても、以前の年金機構には配慮がありました。

 

 これは、昨年4月から障害基礎年金の審査体制が変わったことと無関係ではないでしょう。都道府県ごとに認定医がいて審査が行われていたのに代わり、東京に一元化されました。県の事務センターで審査をしていた時代は、電話での問い合わせもしやすく、納得できない対応について質問しても、親身に相談に乗ってくれた印象があります。

 

 障害年金の請求が増え、審査を行う人手不足のためなのか、障害年金の審査にそぐわない効率重視の傾向が感じられ、残念に思っています。

 

 

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2018年

7月

31日

障害年金・更新時は慌てず確認を!

 厳しい暑さが続いております。熱中症にお気をつけください。

 今月もたくさんの支給決定のご連絡をいただきました!お医者様や第三者証明など、たくさんの方のご協力をいただいたおかげです。どうもありがとうございます。

 

 障害年金は、永久認定以外、数年ごと更新の診断書『障害状態確認届』を提出しなければなりません。この用紙は誕生月の初めに届き、提出締め切りは誕生月末日※。1ヵ月ほどの間にお医者様に作成してもらうことになります。

※20歳前障害の場合は7月末日が提出締め切り日

 

 この短い作成期間が落とし穴!締め切り日に間に合わせようと慌ててしまうのです。診断書の内容をよく確認せず提出し、結果、「支給停止になった」というご相談をいただくことが増えています。

 支給再開をするための手続きは『支給停止事由消滅届』と診断書を提出します。継続して受診しているなら、支給停止になった月から、間を空けずに支給再開することもできます。

 

 診断書の内容を必ず確認しましょう。コピーを取っておきましょう。医療機関によっては、封筒に入れ封をした状態で渡してくれますが、開けても問題ありません。

 前回の診断書のコピーと比較すると違いがわかりやすいです。前回の診断書のコピーを手もとに残していない場合は、年金事務所に連絡し取りよせておきましょう。

 

 

 

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2018年

6月

30日

障害年金の更新、6月の通知書で戸惑う

『障害状態確認届』『年金振込通知書』『年金額改定通知書』横浜 障害年金
『年金振込通知書』は更新を考慮していません

 関東は昨日、梅雨明けしたとみられる、と発表されました。短い梅雨でしたね。連日暑い暑い!

 

 さて、毎年6月初め、年金を受けている方には、『年金振込通知書』や、これと一体になった『年金額改定通知書』が届いています。障害年金をすでに受けている方から、こんなご質問をいただくことがあります。

「今年、“更新”の年のはずですが、年金機構から届いた『年金振込通知書』には、今年6月15日から来年4月15日支払い分、つまり1年間分の金額が載っています。これは、更新してもしなくても1年分は必ず振り込まれる、と考えてよいのでしょうか?」

 

 “更新”、とは障害年金が有期認定の方がする手続きです。障害状態を確認するため、1~5年ごと(その人により違い、年金機構が決めている)に診断書を提出し、引き続き障害年金を受けられるかどうか、年金機構に確認してもらうものです。この更新手続きは、診断書の用紙がついている『障害状態確認届』を提出することで行います。提出締切り日があり、20歳前に初診日がある障害「基礎」年金の方は7月末、それ以外の方は誕生月の末日が提出締め切り日になっています。

 

 1年間の振込み額が載っているので、先のご質問のように、「更新の結果は関係なく振り込まれるのか」、と思うかもしれません。が、それは違います。年金機構の方で、個々人の更新情報まで通知に入れることができていないだけ。一律に1年間の振込み額、として表示されてしまうのです。そのため、更新がある年に診断書を提出すると、その結果によっては、年の途中で支給が止まることもあり得ます。

 

 では、7月末が提出締切の方が、『障害状態確認届』を締切日までに提出した場合、どうなるのでしょうか。次の3パターンがあります。

 1.以前より重症と判断され、等級が上がる場合

   ・・・誕生月の翌月、8月分から等級が上がり、年金額も上がります

 2.以前と変わらないと判断され、等級も変わらない場合

   ・・・引き続き、同じ額が次の更新まで振り込まれます

 3.以前より軽症と判断され、等級が下がる、または支給が止まる場合

   ・・・誕生月の翌月から4か月目、11月分より下がった等級になるか支給が止まります

 

 なお、年金は後払い方式。

 原則、偶数月15日(15日が土日祝日の場合は直前の営業日)に直前2ヵ月分振込みです。

 ・4月分+5月分→6/15振込み

 ・6月分+7月分→8/15振込み

 ・8月分+9月分→10/15振込み

 ・10月分+11月分→12/15振込み

 ・12月分+翌年1月分→翌年2/15振込み

 ・2月分+3月分→4/15振込み

 

 

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2018年

5月

31日

支給決定を得るため、添付書類を考える

横浜 障害年金の支給決定 難病 医師の意見書 
審査する人の目線で添付に必要な書類を作ります

 新緑の季節からそろそろ梅雨の季節に入ろうとしています。

 

 今月もお蔭様で支給決定のご連絡をいただいております。ちょっと難しいご病気の方だったので、ホッとしています。

 

 難しいご病気――たとえば、障害年金で請求するご病気Aと、障害年金では請求しない別のご病気Bにかかっている方の場合。障害年金の対象になるかどうかを考えるとき、A病では十分重いけれどB病では軽度だったので、A病で請求することにしました。

 

 ちなみに、A病は血液検査などでは表れにくい病気で、B病は検査数値で障害の程度が判断できる病気です。

 

 A病の主な症状に、B病でも表れる症状があると慎重に準備します。A病とB病に「相当因果関係がある」、と年金機構が判断しないとも限りません。そうなると、「A病ではなく軽度のB病に」、と請求病名の変更を指示されるかもしれない、と考えました。

 

 A病とB病では担当医も診療科も違います。念のため、B病の先生に『意見書』を作成してもらうことにしました。『意見書』には、「A病との相当因果関係はない」と書いていただきたいなあ、と期待していました。が、一般的にお医者様は、そのような断定的な表現は使わないものでした。病気のすべてが解明されているわけではないからです。B病の先生もそうでした。記載してくださったのは「因果関係は不明」の一文でした。

 

 しかし、追記をお願いしできあがった『意見書』は、年金機構の疑念を払うのに十分な内容だったのです。その証拠に、難しいご病気のわりにとても早く決定されていました。

 協力してくださったB病の先生に、心からの感謝の気持ちを伝えようと思います。

 

 

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2018年

4月

30日

社労士に頼むと障害年金が高くなる⁉︎

社労士に頼むから等級が上がるものではないんです
社労士に頼むから等級が上がるものではないんです

「役所で相談したら、障害年金は2級だと言われましたが、1級を目指しているので依頼したい」。

このようにお話しになる方がときどきいます。しかし、その方の障がいがもともと2級程度なら、専門家の社労士が関わっても重くて2級の結果になります。実際よりも重い等級にするのが社労士の仕事ではありません。

 

   では、社労士が関わることで何が違うのでしょう?書類が適切に記載されるようお手伝いをします。本来2級の重さの方が、診断書に記載されなければならない事柄がなかったために、3級になったり不支給になったりすることがあります。これを防ぎます。本来の2級の重さが最大限表される診断書が作成されるよう、サポートします。

 

   障害年金は、書類審査だけで決まります。病気やケガにより、審査のポイントとなる文言などが診断書に記載されているかどうかで、審査結果が違ってきます。

   障害年金の審査の基準は公開されており、お医者様でもよくご存知の方はいらっしゃいます。が、お忙しいお医者様のなかには、障害年金の審査の基準に詳しくないこともあるのです。

 

   さらに、障害年金の診断書は独特です。日常生活の様子まで診断書に表すことが求められています。が、お医者様は「本人から聞かないと、日常生活の様子まではわからない」とお話しになることが多いように思います。

 

 社労士である私たちは、ご本人とお医者様との間で、診断書にご病状が適切に表されるよう橋渡しをする役割を担っています。

 

 

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2018年

3月

31日

目前のことだけでなく、その先も見越したアドバイスを

中日新聞の記者の方が、障害年金は同じ病状でも、診断書の内容で支給されたりされなかったりすることを知り、記事に取り上げたいと思ったそうです。「えー、ホントですか!?もし自分が障害年金の手続きをすることになったらと考えると…、実際働けないのに、診断書の書き方次第で不支給になってしまうなんて…」と、ご自分の身に起こるかもしれないこと、と考え書いてくれました。
『診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要』

 横浜は桜が満開になりました。

 

 一昨日(3月29日)、かねてより取材を受けていた中日新聞の障害年金の記事が掲載されました。 

診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要

 

 記者の方が、障害年金は同じ病状でも、診断書の内容で支給されたりされなかったりすることを知り、記事に取り上げたいと思ったそうです。

「えー、ホントですか!?

 もし自分が障害年金の手続きをすることになったらと考えると…、実際働けないのに、診断書の書き方次第で不支給になってしまうなんて…」と、ご自分の身に起こるかもしれないこと、と考え書いてくれました。

 

 記者の方の反応は、我が事として想像力を働かせ感じていていいな、と思います。

 そんな取材の過程でご本人の気持ちになり、あらためて冷静に事例を見ていたら・・・、お客様が今後気を付けなければならない、重大なご留意点に気付きました!

 

 目の前の手続きが終わって一安心ではなく、心してその先まで見越したアドバイスをしないと。そんなことを考えた数日間でした。

 

 

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2018年

2月

28日

失語症でも障害年金を受けられやすくなっています

 ここ横浜は、昨日あたりから冬のコートでは暑いくらいの暖かさになりました。厳しい寒さは遠のいたようです。

 

 脳血管疾患での後遺症の1つ、失語症について。こちらも、重症度によっては障害年金の対象になります。

 

 平成27年(2015年)6月より、失語症についての障害年金の認定基準が改正されています。これより前は失語症の障害年金の等級に当てはまる例示がわかりにくかったのでした。

 

 しかし、そもそも障害年金の認定基準について詳しいお医者様が少ないためもあり、医療現場では、この変更についてもご存知ないことがあるようです。構音障害(=正しく発音できない障害状態)のない失語症の患者さんに対しては、「障害年金の対象じゃないよ」と仰ることもあるようなのです。

 

 あいさつ程度ならはっきりお話しできるお客様でも、会話を始めると理解できないことがあります。耳から得る音声情報から、内容を理解する機能が弱くなっていることが原因だったりします。

 ご本人はコミュニケーションが上手くできない"もどかしさ"を常に感じて過ごしています。このような方は、日常生活にサポートが必要な状態だと考えます。が、以前の認定基準のままだと誤解されているお医者様は、「障害年金をもらえないから書かないよ」と、診断書の作成を断ることがあるようです。こんなときは、障害年金の『認定基準』の「言語機能の障害」のページをお医者様にご覧いただきましょう。

 

 また、失語症の後遺症のある方は、遂行機能障害などの「高次脳機能障害」も残っていることがあります。このような場合、「言語機能」と「精神」の2つの診断書を提出することで、障害年金の対象になることも少なくありません。

 

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障害年金 認定基準「音声・言語機能の障害」ページ
認定基準 音声・言語機能.pdf
PDFファイル 78.7 KB

2018年

2月

04日

『世界一やさしい障害年金の本』出ました!

「世界一やさしい障害年金の本」相川裕里子著 好評発売中
新宿 紀伊國屋書店(2018.2.4)
「世界一やさしい障害年金の本」相川裕里子著 好評発売中
池袋 旭屋書店(2018.2.4)
「世界一やさしい障害年金の本」相川裕里子著 好評発売中
横浜西口ダイヤモンド地下街 有隣堂(2018.2.4)

厳しい寒さが続いていますが、暦の上では立春を迎えました。

そういえば陽が延びましたね。

 

ようやく本『世界一やさしい障害年金の本』が発売されました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

 

いろいろなところにご挨拶などしていたら、ブログの更新を失念。1月の記事をアップしないまま2月になっておりました。

執筆中から出版後まで、イレギュラーな行事続きです。

 

次回は障害年金記事をアップしますね。今回はここまで。

まだ厳しい寒さが続きます。皆様、お身体を大切にお過ごしくださいませ。

 

 

2017年

12月

30日

障害「厚生」年金は厚生年金の加入があれば必ずもらえる?

2018年2月、書店に並ぶ「世界一やさしい障害年金の本」(学研プラス 著者 相川裕里子 マンガ 春原弥生)の校正作業をしています

 2017年も残すところあと1日。

 この1年は、ほぼ出版のために費やしました。2018年2月には書店に並ぶ予定です。年末年始はこの『世界一やさしい障害年金の本』の校正作業をしています。

 

 さて、こんなことがありました。

 「これまで2級で受けていたけれど、3級に下がり、年金が受けられなくなってしまった」。

 ご相談のお客様が受けていた年金は、2つの障害年金のうちの障害基礎年金です。もし障害厚生年金なら、3級でも年金は受けられ止まることはありません。

 

 このような差は、次のように初診日に加入していた年金の違いによります。

・初診日が国民年金など※・・・障害基礎年金

・初診日が厚生年金  ・・・障害厚生年金

 

 ※・20歳前に初診日がある人、

  ・国内に居住している60歳~65歳になるまでに初診日がある人 

   で、いずれも初診日に厚生年金に加入していない人を含む

 

 つまり、お問い合わせのあったお客様は、初診日に厚生年金に加入していないことがわかります。

 

 時々、次のように誤って理解している方に会います。初診日にどの年金に加入していても、年金加入歴に少しでも厚生年金があれば障害厚生年金が受けられる、と。

 

 正しくは、厚生年金に長く加入していても初診日に国民年金に加入なら、その方が受けられる障害年金は障害「基礎」年金だけです。たとえば、20年勤めた会社を退職した方の場合。退職した60歳未満の方は国民年金の加入に替わります。国民年金の期間に受診し、その傷病がもとで後に障害年金を請求することになると、初診日は国民年金です。つまり、障害基礎年金を受けることになります。

 

 

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2017年

11月

30日

【漫画で解説】障害年金を受けるなら「障害者手帳」が必要?

身体障害者手帳がもらえるほどじゃないよ!杖つけば会社にも行けるんだろ? (パーキンソン病・脊髄小脳変性症など脳神経の病気もち)ふらつくので人混みが怖いんです。初診日が厚生年金なら、障害年金が受けられる可能性があります。働きながら!

 今年もあと1ヵ月。昨年秋から出版の準備を進めてきました。月日の経過が早い早い!本を出すことが決まってからは、締め切りに追われるような日々です。やっと2校目に取り掛かっています。

 

 書いている本は障害年金の解説本です。原稿に繰り返し「障害年金」と書いているにもかかわらず、ショックなことが!印刷会社の方が、原稿名を「障害"者"年金」にしてしまうのです。

 

 ご存知ない方にとっては、「障害"者"年金」のほうがわかりやすいのかもしれません。障害者の方が受ける年金、と捉えることが多いようです。さらに、「障害者=障害者手帳を持っている人」と思っている人も多いと感じます。(ちなみに、「障害者」ってそもそもどういう人を指すのだろう、と考えました。調べたところ、辞書には載っていませんでした。定義がないんです。)

 

 障害年金は、「障害者手帳」を持っている人が受けるもの、と決められてはいません。「障害者手帳」を持っていなくても障害年金を受けている人はいます。

 そもそも、障害年金と「障害者手帳」の認定基準は違います。→以前書いたブログ

 「障害者手帳」で認定される基準が広いためもあり、「障害者手帳」を持っていても障害年金の対象にはならない場合もあるなど、違いがあります。

 

 障害年金の制度に詳しいと思われるお医者様も、思い違いをされている方が多いと感じます。「障害年金を受けるためには、障害者手帳がないといけない」と診察の際、お話しになることがあります。が、「障害者手帳」には当てはまらなくても障害年金は受けられることがあります

 

 障害年金は実態をみて判断されます。病気やケガの状態で日常生活に支障がある、仕事をするのに支障があることがお医者様によって証明できれば、病状の審査では(※)障害年金の対象になることがあるのです。

 ※他にも保険料の納付状況など審査されるため、病状含めすべての条件を満たした場合、障害年金が支給されます

 

 

 

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2017年

10月

31日

頼みやすくなった「脳脊髄液減少症」の診断書

H29年(2017年)8月より障害年金「脳脊髄液減少症」の診断書にその他の障害用の事例追加
「脳脊髄液減少症」診断書の依頼がしやすくなりました

 今日で10月も終わりです。雨ばかりの月でした。秋晴れのさわやかな日があったかなぁ、と振り返っています。

 今月も支給決定のご連絡をいくつかいただいております。ありがとうございます!

 

  「脳脊髄液減少症」という病気があります。今年(平成29年)8月、この病気の方が障害年金を請求しやすい運用上の変更がありました。厚労省で出している事例集の診断書の様式が「肢体の診断書」のみでしたが、新たに「その他の障害用」が追加されました。

 

 この病気は、何らかの刺激を体に受けたことにより、脳脊髄液が脳脊髄液腔から漏れ出、頭痛やめまい、倦怠感などが表れる病気です。交通事故による「むち打ち症」もこれに当てはまることがあります。

 

 今年7月まで推奨されていた「肢体の診断書」では、「脳脊髄液減少症」の病状を表しづらいものでした。肢体の診断書では、"手で物がつまめる"、"座ることができる"、などを記入させます。頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が強い患者さんの病状を表せる書面ではありませんでした。

 

 追加された「その他の障害用」の事例では、「脳脊髄液減少症」の病状がよく表れています。

  これまで肢体の症状の強くないこのご病気の方については、お医者様に診断書ご作成を依頼しづらかったのですが、そんな心配はなくなりました。

 

  

脳脊髄液減少症 その他の障害用
障害年金 厚労省 事例集「脳脊髄液減少症」その他の障害用
2017年8月~脳脊髄液減少症.pdf
PDFファイル 2.2 MB

 

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2017年

9月

30日

サクサク読める障害年金の本、書いてます

横浜 障害年金をマンガで解説! 執筆中

 やっと秋らしくなってきました。

 

 近況です。昨年秋から本を出版したい、と活動してきました。望みは叶いそうです。日ごろの仕事への思いを散りばめた本を書いております。

 

 しくみを知らない人でもわかりやすい障害年金の解説本です。読む人が明るい気持ちになるものにしたい、とエネルギーを注入中です。

 

 感動するのは、私の企画を採用してくださった編集者の方が、こちらのイメージをよくわかってくださることです。たくさん説明しなくても伝わるのは、本当にありがたいです。世界観というか、感覚が似ているのかもしれません。ご縁だなぁ、ありがたや。

 

 もう少し。がんばります。

 

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2017年

8月

31日

脳卒中の障害認定日(障害年金)

横浜 障害年金 フルサポート 経験豊富

暑い季節が過ぎ、台風が近づいています。振り返り、今年の夏も暑かったですね。ようやく秋の涼しさを感じられるかな、と一息。

 

   今月も複数の支給決定のご連絡を受けております。

   ご連絡をいただいたお客様のなかには、初診日から1年6ヵ月の日(認定日)より短い期間で請求できる、例外で決定された方もいます。例外で認められる疾患はいくつかありますが、今回は脳血管疾患の事例です。

 

 

 脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患で機能障害を残しているときは、1年6ヵ月待たずとも認定されることがあります初診日からヵ月経過した以後に、医学的観点からそれ以上の機能回復がほとんど望めないと認められるときは、認定日として取り扱うことになっています。

 

 ところがこれは、あまり知られていないようです。お客様の場合も、病院から「初診日から1年6ヵ月で障害年金の請求ができます」、と説明を受けていました。

 

 しかし、初診日から6ヵ月時点を認定日とした請求をしました。これにより、初診日より7ヵ月目(認定日の翌月)からの年金の支給が決定したのです。

 

  

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2017年

7月

31日

【漫画で解説】本当の初診日は(障害年金)

 今日も暑かったです。高温注意報が出ました。外気と冷房の効いた室内の差が大きく、体温がおかしくなりそうですね。皆さまもお気を付けください。

 

 近頃、ある目的のため障害年金の漫画やイラストを描いています。4コマ漫画って、初めて描いたんですが難しいですね。

 

 さて漫画の内容に沿ったお話を。先日ご相談を受けた方に、最初に具合が悪くなって受診した日を伺いました。お客様はB精神科クリニックを受診された日を話してくださいました。

 

 B精神科クリニックに聞きました。初診日の証明書の作成をお願いできるか、つまりカルテなどの記録が残っているかを、です。すると、「うちを受診される前、原因不明の吐気でA内科を受診されています」という情報が。こういった場合、初診日はA内科になります。

 

 どうやらお客様は、A内科を受診されたことを忘れていました。精神疾患は、記憶を曖昧にすることがあるようです。発症当時の細かな経過を覚えていない方もいらっしゃいます。

 

 お客様の初診日は、B精神科クリニックではなく、A内科となります。A内科で初診の証明を取ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年

6月

29日

あきらめないで!再度挑戦して支給決定が得られる人も(障害年金)

横浜 社会保険労務士 障害年金 初診日
以前、不支給になった人も新しい運用では受けられるかも

  雨の少ない梅雨ですね。過ごすにはラクですが、水不足や作物が育たないことを心配しています。

 

  今月はお客様をご紹介いただくことが続きました。何年か前にお手続きした方が私を思い出してくださり、それだけでも嬉しいのに、さらにお知り合いを紹介してくださる…。本当に有難いです!

 

   一昨年(平成27年)10月より、初診日の証明を確認する方法が拡大されました。最近、相次いで支給されたお客様たちも、この運用が始まったことにより救われています。

 

 

   A様もB様も、初めて受診された病院やクリニックのカルテが取れませんでした。廃院やカルテ保存期間が過ぎたためです。しかし、ご本人が5年以上前、2番目以降の病院での初診のとき、ご病気発症の経緯をお話ししていました。その内容がカルテに残っていたのです。

 

 A様もB様も数年前、ご自身で障害年金の請求をしようとしましたが、初診日の証明が取れないことで諦めていました。が、A様は通院先の先生からの情報で、B様はご親族が障害年金を受けているご友人からの勧めで、再度挑戦することになったのでした。

 

 障害年金では法律はあまり変わりませんが、運用が頻繁にかわります。数年前は障害状態として認められにくかったものが、認められやすくなった、なんていうことも多いのです。過去に一度、不支給の決定を受けた方も新しい運用に当てはめてみると、支給決定が得られやすくなっていることに気付くかもしれません。

 

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2017年

5月

19日

一緒に受けている傷病手当金が調整されないこともある(障害年金)

横浜駅近 障害年金 社会保険労務士
傷病手当金が調整されるのは、同一の傷病で障害年金を受けているとき

 風薫る季節となりました。

今月もお蔭様でいくつかの障害年金の支給決定のご連絡をいただいております。

 お1人の方は、決定まで半年以上かかりました。診査が長引く理由がわからず、やきもきしました。3級で決定されるのだろうと見込んでいたところ、結果は2級。時間がかかっていた理由は、3級か2級か判定の難しい事例だったためのようです。審査医の先生への確認事項が多かったからかも、と推測しています。

 

 さて、お客様のなかには、障害年金の支給が決まる前から、健康保険の「傷病手当金」を受けていることがあります。よく勉強されているお客様は、次のようにお話しになります。

「障害年金※と『傷病手当金』は両方を全額、はもらえないんですよね」。

 ※1 ここでの「障害年金」は障害厚生のみ、または障害厚生と障害基礎を合わせた額を指します。以下同じ。

 

 同じ傷病により、給付を受けている場合は確かにそうです。傷病手当金の日額と障害年金を360で割った額とを比較し、次のように調整されます。

 1.〔障害年金<傷病手当金〕のとき

  ・・・障害年金を優先して受け取り、傷病手当金は障害年金との差額分だけ受けられます

 2.〔障害年金≧傷病手当金〕のとき

  ・・・障害年金だけ受けられ傷病手当金は受けられません

 

 知らないと困るケースは、過去にさかのぼって障害年金の権利を得られたときです。さかのぼった期間に傷病手当金を受けていた場合は、健康保険に傷病手当金の一部、または全部を返還しなければなりません。返還額は、月単位で考えます。1の場合は障害年金の1ヵ月の金額分、2の場合は傷病手当金その月分全額となります。

 

 このような調整がされるのは、同一の傷病である場合だけです。

 たとえば、内臓疾患で休職しなければならず傷病手当金を受けているA様ですが、別にうつ病の治療も受けていました。障害年金はうつ病で請求、過去にさかのぼって決定しました。このようなケースでは、健康保険に傷病手当金を返還する必要はありません。それぞれの給付の原因となる傷病が別だからです。

 

 

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2017年

4月

30日

役所で違う「診断書」を渡された(障害年金)

横浜 障害年金 線維筋痛症
複数の症状があるときは専門家に確認したほうが良いことも

 ゴールデンウイークも始まり、4月最終日です。日中と朝夕の気温差を感じることが多かったですが、横浜の今日は夜も暖かいです。

 

 今月もお陰様で、ご紹介をはじめとする新規のご依頼をいくつかいただきました。ありがとうございます。

 

 役所で相談したところ、「あなたは障害年金が受けられる」と言われたお客様がいらっしゃいます。役所で受け取った書類を持ち、通院先のお医者様に診断書の作成を頼んだところ、お医者様からこういわれそうです。

「障害年金は、難しいからねぇ。専門家に頼んだほうがいいよ」。

 

 お医者様から、社労士という専門家がいることを知らされたお客様は、私を訪ねてくださいました。お話しを伺うと、お客様がお医者様から聞いていた病名では、障害年金は受けられないことがわかりました。しかし、このご病気に伴って出現する別の症状でなら、受けられる可能性がありました。

 後日のご受診で、障害年金の対象である症状もある、との確認がとれたため、正式に障害年金の手続きを承りました。

 

 お客様が役所で受け取っていた診断書では、「程度不該当」(=障害年金を受けられるほど重くない)として、障害年金は不支給になることが明らかでした。今回、請求する症状では、役所から受け取ったものとは別の診断書を使わなければなりません。

 

 役所の方の案内がどのようなものだったのか、その場にいなかったのでわかりません。が、机上の勉強だけでは、なかなか説明しづらいのが障害年金だと思います。実際、障害年金の請求代理をやってきたか、説明するだけの場合でも、かなり立ち入ってアドバイスしてきた経験がないと、正確な案内は難しい、と感じます。

 

 この方のように、ご病気や症状が1つではなく複数にわたることがあります。「Aの症状ではダメだけれど、Bの症状でなら障害年金の対象になりそうだ」、とか「組み合わせれば障害年金が受けられそうだ」という、判断が必要になります。

 

 少しでも不安があるときは、専門家に相談されることをお勧めします。

 

 

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2017年

4月

17日

H29年度の年金額は0.1%減額

横浜 社会保険労務士 障害年金 フルサポート
H29年度の年金額は6/15(木)振込み分から  

 新年度に入りました。

 年金が新年度の額になるのは、6月15日(木)の支給分からです。

 

 今年度の年金額は、昨年度に比べ0.1%減額となります。()は月額です。

 

・老齢基礎年金・満額 779,300円(64,941円)

・加給年金      224,300円  (18,691円)

・  〃子3人目以降  74,800円    (6,233円) 

 

・障害基礎年金 1級    974,125円 (81,177円)

・  〃      2級  779,300円(64,941円)

・子の加算        224,300円  (18,691円) 

・  〃 3人目以降  74,800円  (6,233円)

 

・障害厚生年金

 3級最低保障額    584,500円  (48,708円)

・配偶者の加給年金  224,300円  (18,691円) 

 

 

また、在職老齢年金の計算基準になる額も改定されます。

60歳台前半(60歳~64歳)の「支給停止調整変更額」と、60歳台後半(65歳~69歳)と70歳以降の「支給停止調整額」は、46万円(H28年度は47万円)になります。

 

【改定の理由】

年金額の改定の基準になる賃金変動率も物価変動率も、どちらもマイナスでした。

 ・賃金変動率 ▲1.1%

 ・物価変動率 ▲0.1%

今回のように物価より賃金のマイナス変動が大きい場合は、物価変動率を基に改定されます。

 

なお、このような場合は、マクロ経済スライド(給付を抑制するしくみ。保険料を負担する現役世代の減少率や、受給世代の平均余命の伸びを勘案した率で、H29年度は▲0.5%)は実施されません。

 

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2017年

3月

30日

気にも留めない病気で受診した日が初診日に!(20歳前障害)

横浜 障害年金 安心のフルサポート

 明後日から新年度が始まります。

 今月も、障害年金の支給決定のご連絡をいただいたり、新規のご紹介をいただいたりしております。いろいろな方のご協力を賜り、有り難いです。

 

 さて、障害年金の相談過程で病歴を詳しく伺うと、ご本人も気づいていらっしゃらないことから、正しい初診日が出てくることがあります。

 

 少し前、こんなご相談がありました。

「障害者手帳を数年前に取りました。障害年金も受けたいと考えていました。しかし、受けるための条件が足りないみたいです。」

 

 続けて、次のようにお話しになりました。

「長らくフリーターをしていました。20歳からずっと年金保険料は払っていませんでした。そんな時、この病気で初めて病院へ行きました。・・・自分で調べると、保険料を全然払っていない場合は、審査で落とされることがわかりました。私は障害年金、受けられないってことですよね?」

 

 伺ったご病気は、生まれつきの方もいます。念のため、先天性ではないのか病院で検査を受けていただきました。

 病院の検査結果では、先天性ではないことがわかりました。

 

 次に病歴を詳しく伺いました。すると、小学校に上がる前くらいから、頻繁にありふれた病気にかかっていたことがわかりました。多くは治療すれば治るのですが、ときには気付かぬうちに後遺症が残り数年後、日常生活を送るのに困るほどの症状まで悪化してしまうことがあります。

 

 ご本人は、この幼いときに頻繁にかかっていたご病気を"ありふれたもの"、と考え気に留めていませんでした。なおこのときの受診日は、日付の入った診察券が出てきたことにより確定できました。

 

 さまざまな情報をご本人やご家族の聞き取りから得るなかで、気付きました。幼いときにかかった"ありふれた"ご病気の初めての受診日こそが、障害年金の初診日なのではないか。そして確信しました。「20歳前障害で(年金保険料の納付の条件はナシで)いける!」

 

 結果、20歳前障害として請求できる目処がつきました。

 当初、20歳すぎて初めて病院に行った、というご本人のお話しに何となく引っかかるものがありました。それまでの経緯に納得できない自分がいたのです。正しい直観でした。

 

 

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2017年

2月

28日

別のご病気で請求できることがわかることも(障害年金)

障害年金の手続きは、細やかで丁寧な対応が評判の横浜AI(アイ)コンサルティングへ!

 日差しが春らしくなってきました。ようやく季節が変わる、と思うと寒さで縮こまっていた体がラクになりホッとします。

 

 面談の前に電話で伺っていたご病気ではなく、面談中に別のご病気で請求した方が有利になることに気づくことがあります。

今月支給が決まったお客様はそんなケースでした。

 

 当初、精神疾患でのご請求を考えていらっしゃったのですが、重く診断されたとしても2級にはならないと考えました。受け答えがハキハキされています。また、担当医の先生が最近書かれた診断書は、3級にもあてはまらないほど軽い内容でした。

 

 お話を伺ううち、お客様は内臓のご病気の治療のため頻繁に通院していました。このご病気なら2級で受けることができます。

 しかしお客様がこのご病気で受診された当時、年金保険料を納めていなかったことを覚えていました。初診日は20年以上前になります。

「年金は払っていなかったから多分、ムリでしょ」、とおっしゃるお客様は、このご病気でのご請求を初めから諦めていました。

 

 さらに詳しく伺うと、高校生のとき、同じご病気で入院していました。ということは、20歳前が初診日の可能性があります。20歳前なら、保険料の納付は問われません。病院の証明さえ取れれば、障害基礎年金として請求できる条件が整います。

 

 調べると、大人になって悪化した頃は、やはり保険料を納めていませんでした。が、幸いなことに20歳前に入院していたことは、どの病院のカルテにも記載があることがわかりました。

 

 書類を整え請求した結果、お客様は20歳前の障害として、障害基礎年金の2級が決定いたしました。なお、今回は当てはまりませんでしたが、精神疾患が2級以上の重さであれば内臓のご病気の2級と併合して1級に決まることもあります。

 

 詳しくお話を伺うことで、お客様が「請求できないだろう」と考えていらっしゃるご病気であっても、請求に結び付くことがあります。

 

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2017年

1月

24日

主張した初診日が認められました!

 新しい年が明けました。厳しい寒さが続いています。こちら横浜でも、最低気温が0度を下回る日があります(寒いの、苦手です・・・)。

 

 今月も支給決定のご連絡をたくさんいただいております!初診日がはっきりしなかったご病気の方も、過去にさかのぼって支給が認められました。

 

 よくあるのは、会社の健康診断で異常を指摘されながら、受診をしていなかった、というケースです。しかし、異常値であっても、今のご病気の発症につながるほどの異常であったかどうかは、実はわからないことも多いのです。決定した方も、そうでした。

 

 提出の際には、手元にあった過去の健康診断の結果をすべて付けて提出しました。しかし、それだけでは根拠が弱いと考えました。

 

 障害年金の請求では、初診日が複数考えられることがあります。お客様に依頼された立場である私は、お客様にとって有利になる初診日をできるだけ考えます。論理的に組み立て主張することで、こちらの言い分が通ることも多いのです。

 

 この方の場合も、主張したい初診日がありました。年金機構に認めてもらうには、健診の結果以外、もう1つ証明が欲しいところでした。動きながら調べるうち、使える証明が見つかったのです。

 

 悩み考え抜き、期待した結果を得られたときは、本当にうれしいです!

 

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2016年

12月

23日

『受診状況等証明書』本人の申し立ては認められない

 小春日和が続いています。関東地方は今夜から季節らしい寒さが戻るようすです。体調管理に気を遣いますね。

 

 夏と秋に提出した分の障害年金・支給決定のご連絡を続々いただいております(最近、決定までに時間がかかっている気がします)。うちお1人の方は、昨年10月から初診日の証明が緩和されたことにより、救われました。

 

 そのご病気で初めて病院など(病院、診療所、医院、クリニック)へ行った日の証明が取れないことがあります。病院などが廃業している、カルテなどの記録が残っていないなどの理由のためです。

 

 初めて診てもらったクリニックでは証明が取れなかったA様は、2番目のクリニックの初診時、最初のクリニックを受診していた期間をお話しになっていました。このカルテが残っていたため、2番目のクリニックで1番目のクリニックの初診日を証明していただけました。

 

 実はA様は数年前、ご自身で障害年金の書類を揃えたのですが、請求を諦めていました。

 最初に診てもらったクリニックを十数年ぶりに訪れたのですが、残念ながらカルテなどの記録が何も残っていませんでした。

 

 A様は仕方なく、当時の覚えている限りのお話をお医者様にし、『受診状況等証明書』(年金機構ホームページにあります)を作成してもらいました。やっと書類を揃えたA様は、請求のため年金事務所で書類を見てもらいました。

「これでは、証明になりませんね。」

「え!?」

 窓口の職員から言われた言葉に耳を疑ったA様です。

      ※クリックすると拡大します

 

 『受診状況等証明書』は障害年金では客観的な証明書となります。そのため、当時のカルテや通院記録などにより作成されることが求められています。上記図のように、記載された根拠を記す箇所(⑩欄)もありますが、「4 ○年○月○日 本人の申し立てによるものです」だけは認められません。

  お医者様は、A様の記憶によるお話から『受診状況等証明書』を作成したため、⑩欄の「4」に○をつけていました。

 

 このように「初診日の証明が取れない」、と諦めざるを得なかった方が沢山いました。H27年9月までのことです。

 H27年10月より初診日の証明が緩和されたことにより、おおむね5年以上前に、本人などが初めての受診日について話した内容が2番目以降の医療機関のカルテに残っている場合も、証明として採用されています。証明してもらえる2番目以降の医療機関で『受診状況等証明書』を作成してもらいます。

 

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2016年

11月

30日

障害年金の審査は絶対評価です

横浜 障害年金 電話相談 初回無料

 雪の降った11月には驚きましたね。今年は秋がなくて急に冬になった感じです。

 

 今月もお客様をご紹介いただいております!仕事を評価いただき、有り難く感謝申し上げます。今後も良い結果を出せるように日々研鑚してまります。

 

 さて、今月もお客様のご受診に同席させていただく機会がありました。うち、精神科のお医者様のお言葉が気になりました。

「あまり重症に書いてしまうと、次の診断書提出のとき、これ以上重くできないよね」。

だから、重症の場合でも次回の提出のことを考えて、実際よりも少し軽い症状のところにチェック(診断書の「日常生活能力の判定」欄)をつけたい、ということのようです。

 

 お医者様は、医学的な症状経過の少しの差をも年金機構に知らせる必要がある、とお考えだったようです。

 しかし実際、細かい病状の違いを報告する必要はありません。審査では、厚労省の作成したある一定の基準(1級~3級の程度)に当てはまるかどうかだけが見られるのです。

 

 立場が違うと、こちらが思っても見なかった捉え方があることに驚きます。

 

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2016年

10月

31日

せめて、お医者様は知ってほしい「障害年金」

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 下旬から急に11月を先取りするような寒さを感じるようになりました。風邪ひきさんを多く見かけます。

 

 今月は、ご紹介によりご依頼いただくケースが多くありました。うれしくありがたいです。

 

 さて、先月から受講しているセミナーで、異業種の方たちに、私の仕事を説明する機会が頻繁にあります。初めは、「レンガを積み上げるような地道で堅い仕事」と話していました。頃合いを見て「障害年金」という言葉を入れて説明するようになったのですが・・・。

 

 「障害年金」が知られていないことをあらためて知ることになりました。メンバーの方数人から「生涯年金」、「傷害年金」と書かれた感想メモをいただいたのです。

 

 また、「年金」という言葉から、「高齢者が受けるもの」と思い込んでいた方もいました。説明するときは、「20歳から原則65歳になるまで請求できるものです」、と強調しないといけないんだ、とハッとさせられました。

 

 そういえば、思い出しました。今月、肢体の障がいでお客様の受診に同席したときのお医者様の確認にも、驚いたのでしたっけ。30代後半のA様の診断書を作成するにあたり、こうおっしゃったのです。

「いいんだね?まだ高齢でないAさんが、障害年金の手続きをしても」。ああ、なんと、障害年金に近いと思われるお医者様でさえも、詳しくはご存知ないことがあるんです!

 

 約200万人いる障害年金の受給者。本当は障害年金が受けられるのに、知らずに受けていないで仕事ができず悩んでいる人は、多いと推測しています。

 

 

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2016年

9月

30日

どう使う?「障害年金の診断書(精神の障害用)記載要領」

 後半は雨ばかりだった9月も今日で最後です。

 

 先月ブログで話題にした認定日の審査漏れも、年金機構が大至急の処理をしてくれたようです。今月、認定日にさかのぼっての支給決定がされました。

 

 今月から「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」が実施されています。予想してはいましたが、精神科のお医者様で、この指針に興味を持ってくださる方ばかりでなく、・・・ご説明に伺うも、取り合ってくださらない方もいらっしゃいます。

 

 お医者様用のマニュアル『障害年金の診断書(精神の障害用)記載要領』もあるのですが。積極的にご覧くださる先生は、少ないかもしれません。

 

 16ページに渡るマニュアルです。診察でお忙しい先生が、パパッとご覧になれるよう、一部だけ抜き出しお渡しするなど、工夫をしています。

 

2016年

8月

31日

事件です!まさかの審査漏れ

障害年金、審査がもれていた事件
審査もれとは…、初めてです

 大きな台風が過ぎ、再び暑さが戻りました。今回、横浜辺りは特に被害はありませんでした。が、被害の大きかった東北地方は観測史上、初めての台風上陸だったとか。お見舞い申し上げます。

 

 今月もお蔭様で支給決定の連絡をいただいております。医療機関に20年以上前の診断書を作成してもらえたのですが、途中で書類の返戻がありました。追加の書類を求められたのです。お医者様の協力が得られ、追加書類を出しました。結果、提出から半年以上かかりましたが、遡っての支給が決まりました。

 

 さて問題は、先月支給が決まったケースです。過去に遡っての請求をしていました。提出した診断書は2枚。提出時点のものと、過去のものです。

 

 数か月後、支給決定の通知(『年金証書』が『支給決定通知書』を兼ねています)が届きました。残念ながら、支給が決定されていたのは、提出時点だけでした。ところが、過去分について、通常、同封されている『不支給決定通知書』が見当たらないのです。

 

 これについて、年金事務所に問い合わせました。すると、驚くような回答を受けることになりました。

「すみません!認定日(過去の分)については、これから急いで審査します、申し訳ございません!」。

 つまり、過去分について審査がもれていた、というのです。7年やっていて、こんな間違いをされたのは、初めてです。単純に『不支給決定通知書』の同封を忘れていただけだと思っていました。

 

 恐ろしいミスです。お客様だけだったら、気づかなかったと考えるからです。提出時点での支給は決定しているのですから。過去分の審査結果についての説明文がなくても、「そんなものだろう」、と気に留めないと思います。

 

 決定通知の書類にも、間違いがあることを知りました。今後はより一層、丁寧に確認しようと肝に銘じた出来事です。

 

 

 

 

 

2016年

7月

28日

難題を出されましたが無事打破!

難題をクリアして支給決定を得られました!
難題をクリアして支給決定を得られました!

 関東地方はようやく梅雨が明けました。長く雨の少ない梅雨でした。

 

 今月もお蔭様で支給決定の連絡を受けております。うち、お1人の方は決定されるか気がかりだったため、良い結果を知り胸をなでおろしています。

 

 この方、提出後数ヵ月してから書類が返戻されました。初診日の変更と追加の書類の提出を求められたためです。初診日については、前より年金額で有利になるため、大歓迎の変更でした。しかし、追加を求められた内容について、愕然としました。

 

 理由は、ほんの数ヵ月前の別のお客様の請求とは、年金機構の審査担当者の対応が違っていたからです。数ヵ月前、同じ病気で請求していました。このとき、担当のお医者様が診断書の一部分のご記入に慣れていなかったため、その箇所は空欄で提出していました。それでも問題なく支給決定されました。

 

 しかし、前回と違い、今回の審査担当者は空欄の部分の記入を求めてきたのです。診察をできるお医者様が少ない病気です。診断書を書いてくださった担当のお医者様も、前回と同じ。この欄は担当のお医者様には書いて戴けないことがはっきりしていました。

 

 数日考え、打開策がいくつか思い浮かびました。うち1つは最も実現できそうな良いアイデアに思われ、お客様に相談しました。すると、アイデアを実行するのに、いろいろな幸運な状況が出来上がっていることがわかったのです!なんとか支給決定に結び付けることができました。

 

 今回の方法で支給決定を得られたことは、1つ自信になりました。マニュアルどおりには行かない障害年金の請求です。考えて実行し、検証。考えている間は、まるでパズルを解くようでキツイこともありますが、上手くいったときは山を制覇したような爽快感に包まれます。

 

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2016年

7月

18日

「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」今年9月スタート

 九州・東海地方では梅雨明けしたとか。関東地方もそろそろでしょう。今日は本当に暑かった!です。こんな日に限って外を歩いていました。

 

 さて、先日7月15日、厚労省から新たな運用基準の実施日について発表がありました。「国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン」の策定と実施についてです。内容は2月の専門家検討会の案でほぼ決まっていたため、実施時期がいつになるのか、気になっていました。

 

 今年9月1日からの実施となりました。これまで地域の認定医ごとあった、審査結果のばらつきをなくすものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

★クリックすると拡大します 
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《表の見方》

1.「程度」は、診断書の記載項目である「日常生活能力の程度」の5段階評価を指す。

2.「判定平均」は、診断書の記載項目である「日常生活能力の判定」の4段階評価について、   程度の軽いほうから1~4の数値に置き換え、その平均を算出したものである。

3.表内の「3級」は、障害基礎年金を認定する場合には「2級非該当」と置き換えることと   する。

 

《留意事項》

 障害等級の目安は総合評価時の参考とするが、個々の等級判定は、診断書等に記載される 

 

「国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン」より

 

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 実施が今年9月1日からですので、新たに障害年金を請求する場合はガイドラインが適用されます。また、9月1日以降の「額改定請求」(上位の等級への変更を請求する手続き)でも、適用となります。

 

 すでに9月1日より前から、障害年金を受給中の方については、更新(「障害状態確認届」の提出)でガイドラインの適用になるかどうか、が心配になるところです。しかし、すでに受給中の方は、別の扱いをすることが決められています。「ガイドライン実施前後で障害の状態が変わらない場合は、当分の間、等級非該当への変更は行わない」、としています。3年を目途に検証をし、必要に応じ見直しを検討するとしていますので、“当分の間”も3年程度、と考えてよさそうです。

 

 私がご依頼をいただくことの多い、地元の神奈川県は、実は認定の易しい地域でした※。これは、検討会で行われたデータ検証でも確かめられています。ガイドライン実施により、これまで認定されてきた方が認められにくくなるのを予想しています。

 ※国民年金が初診日の、「障害基礎」年金の話になります

 

 

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2016年

6月

30日

【障害年金 用語】「併合認定」2つの障害年金を受けられる?

  6月も飛ぶように過ぎました。九州は異常な大雨、関東は空梅雨です。ここ横浜も例年に比べて雨が少ないと感じます。

 

 今月もお蔭様で支給決定のご連絡を戴いております。うちお1人の方は、「併合」されて1級で決まりました。

 

 「併合」とは「併合認定」のことです。

 1つのご病気で、複数の部位に症状が表れることがあります。

 または、以前からご病気による支障があり、その後、別のご病気で前からのご病気によるものとは別の部位に支障が表れることがあります※。

 このようなとき、複数の部位の支障を併合して、障害年金の等級が決まります。

 ※正しくは「加重認定」と言いますが、「併合認定」と同じ方法で障害等級が決まります

 

 たとえば、腎臓のご病気で障害等級2級に当てはまり、受給している方がいます。この方が後日、うつ病を発症しました。うつ病も、障害等級2級程度の重さでした。

 うつ病でも障害年金を請求したところ、以前から受けていた年金が変更(改定)され、1級で障害年金が受けられるようになりました。

 

 実際の請求では、2つ以上の部位(例では「腎臓」と「精神」)、それぞれの障害年金の書類を揃えます。2つの部位で請求される場合は、「診断書」も「病歴・就労状況等申立書」も2種類ずつ(例では「腎臓」と「精神」それぞれ)必要になります。

 

 「2つの障害年金の請求をするんです」、とお話しすると、「障害年金が2つ受けられるのですね」と仰る方がいます。そうではありません。請求では2つずつ書類を出しますが、受けられる年金は症状を併せて1つ。つまり、障害年金も1つになります。

 

 おおよその症状を伺うと、併せてどの程度になるのかがわかります。このとき、年金機構のホームページにも載っている「障害認定基準」のうち、後ろの方のページに記載されている「別表1 併合判定参考表」と「別表2 併合(加重)認定表」を使います。こちら

 

 「別表1 併合判定参考表」からそれぞれの傷病が“◌級第○号”にあたるか調べ、「別表2 併合(加重)認定表」にあてはめます。交差した番号“第○号”を、「別表2」の下の表にさらにあてはめ、等級を確認します。

 

 たとえば、腎臓で2級、うつ病で2級の場合、次の手順で併合される等級を確認します。

1.腎臓2級は、別表1では「2級4号7」の「身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要

 とする病状が、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを

 必要とする程度のもの」になります。

  うつ病2級は、別表1では「2級4号8」の「精神の障害で日常生活が著しい制限を受ける

 か、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの」になります。

 

2.2つを、別表2にあてはめます。

 2つとも「2級4号」ですので、交差する数字は「1」です。

 

3.2で交差したところの「1」を、別表2の下の表にあてはめます。

 「1」は、「1号」を指します。表によると「国年令別表1級」、つまり障害年金では1級に

 なります。

 

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2016年

5月

31日

障害年金――ときには年金機構に反論しなければならないことも

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納得できない!「初診日」の変更

 気温の高めだった5月も今日で最後です。予報では夏は観測史上、最も暑いとか。暑さに負けないよう、気を引き締めて過ごしたいです。

 

 お蔭様で今月も障害年金の支給決定をいただいております。

 一方で、数ヵ月前に提出した2件の請求書類が、初診日の変更の指示とともに戻されています。

 

 指示どおりの初診日で書類を整え直して提出すると、1つはお客様にとって有利になり、もう1つは不利になるのがわかりました。有利になるものは、当初は初診日が20年以上前で過去の診断書が取れませんでした。しかし、年金機構の指示で、初診日はここ最近とされました。これによって、さかのぼっての受け取りの可能性が出てきました。

 

 問題は、不利になるほうです。年金機構が指定してきた初診日は、当初より最近の日にずらされました。これにより、支給決定された場合、当初に比べ、約半年分が受け取れなくなります。

 

 実は、初診日が最近の日に指定される可能性は予想していました。障害年金で請求した病名とは別の病名でのご受診期間が長く、この別のご病気での初診日で請求していました。初診日の変更がされるなら、現在のご病気の初診直前あたりを指示されるかもしれない、と心積もりしていたのです。

 予想していた日なら、お客様に不利にはなりません。しかし、指定された日は私が思っていた日よりもさらに最近の日、かつ、お客様にとって年金額で損する日でした。

 

 これには大いに異論があります。なぜなら、担当のお医者様が作成された「診断書」の『傷病の発生した日』の欄にも、「病歴・就労状況等申立書」の記述のうち具体的な症状としても、はっきり記載されています。請求したご病気の明らかな前兆はもう少し前の時点にあったことが。

 

 「これ、ホントに読んでくれているんでしょうか?」と思わず年金事務所で声を上げてしまいました。指定された日の決め方が、大ざっぱで強引に感じられたからです。

 

 年金機構の指定してきた日にちに、素直に従うことはできません。ご病状の経過から考えて、納得できないからです。反論するには、医学的に年金機構を説得できるだけの資料をつける必要があります。

 

 医療機関を回り資料を集め、それを担当のお医者様にご覧いただきました。初診日を、こちらが主張する日とすることに妥当性がある旨、意見書を書いてくださる目処がついています。

 

 障害年金のお仕事は、時には闘争的な気持ちを曳きだされます。闘わないと結果が得られないんです。公的な保障のはず(!)なのに、“なぜ、ここまで?”とは思いますが。私のような請求の代理人が求められている所以です。

 

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2016年

4月

19日

信じ合う気持ちで診断書の7割は出来上がっている

障害年金の手続きは、細やかで丁寧な対応が評判のAI(アイ)コンサルティングへ!
お医者様も人間です。信頼関係を大切に!

 横浜は5月下旬の暖かさです。週末は研修で山間に出掛けておりました。まだ桜の盛り。再びお花見ができて得した気分です。

(写真は撮り損ねました。左は4月初旬、品川ビルの谷間の桜です。) 

 

 今月もお蔭様で、複数の支給決定の連絡を戴いております。お一人は、初めての受診日(「初診日」)から1年6ヵ月の時点の「認定日」での症状が最も重く、障害年金で2級以上だと思われました。しかし、困ったことに、「認定日」で診てもらっていたクリニックが数年前に廃院していました。

 

 たとえ当時のご病状が「重かった」、とご本人が主張しても、客観的な書類で証明できなければ障害年金の受給は認めてもらえません。書類だけの審査だからです。客観的な書類である「認定日」の診断書が取れないとき――病院が廃院した、カルテが廃棄されていた、など――は、現在の症状だけで診断書を提出するしかありません。この場合、年金の支給が決まると受け取れるのは、提出した日の翌月分からの年金です。

 このように、過去の病状が重くても、「診断書」を作成してもらえなかったために、年金をさかのぼって受け取れないケースは、少なくありません。

 

 今回決定したお客様の場合は、1つだけ廃院したクリニックの元院長とつながる可能性が残されていました。ツテは、かつて元院長が所属していたある団体。団体と連絡を取りながら、廃院の理由がわかりました。元院長が体調を崩されたためでした。

 

 団体の職員にお願いし取り次いでくださるよう、元院長あてのお手紙を何度も書きました。「諸事情で今すぐはお願いできないのですが、1年以内には診断書のご作成について、ご連絡差し上げます。その節はよろしくお願いします」という内容で。この時は、元院長のご病状がどの程度なのか、まったくわかりませんでした。

 

 ようやく、診断書の作成を依頼できることになりました。最初の手紙から2年を経過していました。団体経由で元院長に書類を送ったのですが、書いて戴けるのか書けるご体調なのか、まだわかりません。連絡をいただけるまでドキドキしました。

 

 書類を出して10日ほど経った頃でしょうか。初老の男性の声で着信がありました。元院長からです。元気なお声で、私の仕事をねぎらってくださいました。心配していた診断書は、あらかた記入くださったとのこと。私は心の中で小さくガッツポーズしていました。

 

 元院長はお客様の年金請求を好意的に捉えてくださったようです。お渡ししていた資料に沿って、診断書を作成してくださいました。結果、2級の障害厚生が決定したのです。

 

 障害年金の手続きに本格的に携わり、7年ほど経ちます。余程のことがない限り、支給決定を得られています。私1人の力では支給決定を受けるのは難しい、と感じるケースも多いなかで、なぜなのか振り返ると・・・、それは、“お医者様の好意的なご協力”を得られることが多いからだと考えます。

 

 お客様や仲介に入る私が、お医者様と良い信頼関係を築いていれば、障害年金の診断書の7割ほどは出来上がっているに等しいと思います。残り3割は技術的なことです。もしこの部分で問題があっても、お医者様は、聞くお耳を持ってくださっているので解決はスムーズです。

 

 

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2016年

4月

08日

亡夫が障害年金を受けていたからこそ、遺族年金が受けられた

遺族年金を見据えた障害年金の受取りも
遺族年金を見据えた障害年金の受取りも

 一家の大黒柱である方がご病気になり、障害年金請求のご依頼をいただくことがあります。

 これから書く事例に、時々当たります。「縁起でもない」、と言われるかもしれません。

 しかし、特に40代くらいまでの若い方や年金保険料の納付期間が短い方で、障害年金を受ける場合、または受けようと考えていらっしゃる場合、知っていて損はないと思います。

 

 障害年金を請求して短い期間に、残念ながら亡くなられる方がいらっしゃいます。障害年金に限らず年金は、亡くなられた月の分まで受け取ることができます。たとえば3月に亡くなられた場合、ご存命だったときのサイクルでは4月15日支給分(2月、3月分)までが支給対象となり、ご遺族がこの年金を受け取ります。

 

 ご遺族がいらっしゃる場合、障害年金の受け取りがなくなると、次に遺族年金を考えます。遺族年金は、亡くなられた方とご遺族※1、それぞれが要件を満たせば受け取ることができます。

 

 遺族年金は2種類あります。「遺族基礎」と「遺族厚生」です。「遺族基礎」は、ご遺族にお子様(18歳になってから最初の3月末までのお子様、または障害状態の20歳未満のお子様。以下同じ)がいらっしゃる場合に、亡くなられた方のご主人や奥様(夫、妻とも年齢要件なし)に支給されます。またはお子様に支給されます。

 たとえば、A様(男性)が亡くなり、小学生のお子様2人と奥様が遺されたとき、年間約123万円(月額約10万2,000円)が支給されます。

 

 「遺族厚生」は、ご遺族が要件を満たしていても、亡くなられた方の年金の加入状況によっては、必ずしも支給されるものではありません。なお受給できるご遺族は「遺族基礎」より広く、妻以外は年齢要件があります。受給できる方の優先順位も複雑です。ここでは詳しい説明を省きます。

 子供のいないご夫婦で厚生年金の加入歴のあるご主人が亡くなった場合の2つのケースで考えます。

 

 30代のB様(男性)のケース。

 B様は33歳。「障害厚生」を受けているときに亡くなりました。病気のため5年勤めた会社を退職し、亡くなった時は無職、国民年金の加入者でした。

 ご夫婦には子供がいなかったため、「遺族基礎」は出ません。しかし、奥様には「遺族厚生」の支給が決定し、しかも25年の計算で振り込まれることになりました。

 

 40代のC様(男性)のケース。

 C様は43歳。10年勤めた会社を病気のため退職しました。初診から10年後、国民年金の加入者として亡くなりました。障害年金の請求をしようかどうか迷っている間に、急にご病状が悪化したのです。30代の奥様が遺されました。

 子供がいなかったため「遺族基礎」は支給されませんでした。さらに、C様は10年勤め高い保険料を納めてきたのにも関わらず、奥様には「遺族厚生」も支給されなかったのです。

 

 

B様とC様、お2人とも年金の加入期間が“短い”方です。“短い”とは、老齢年金を受けるための資格期間の25年※2に満たないことを言います。資格期間の25年を満たしての死亡なら「遺族厚生」を受けられます。

 資格期間が短い方でも「遺族厚生」が受けられることがありますが、それは次の3つの場合だけです。

 

 

 

【遺族厚生が受けられる条件――資格期間が25年未満の場合――】 

 

 ① 厚生年金に加入中の死亡

 

② 厚生年金に加入中に初診日がある病気や

  けがが原因となる、初診日から5年以内の

  死亡

 

 

③ 1級・2級の障害厚生(障害共済)を受給中の死亡

 B様は③の条件で受けられたのです。なお、「障害厚生」が3級であっても、その病気やけがで死亡した場合は、死亡するほど重症であったため、死亡時に2級以上の「障害厚生」であったと取り扱われます。そのため、③の要件で「遺族厚生」が受給できます。

 また、上記①~③での死亡では、遺族年金の計算も有利になります。厚生年金の実期間が25年に満たない場合は25年で計算してくれるのです。

 

 ちなみに、A様のケースのようにお子様がいらっしゃり「遺族厚生」を受ける条件を満たしていれば、「遺族基礎」に上乗せして「遺族厚生」も受けられ、給付はさらに厚くなります。

 

 大黒柱である一家の長が受ける障害年金は、亡くなられた後は「遺族厚生」として、ご遺族の生活を支える柱となります。

 

 日本年金機構「遺族年金ガイド」

 

※1「遺族基礎」「遺族厚生」のご遺族 共通の要件

  ・・・ 生計を同じくしていること(一緒に住むなどし、年収850万円〈所得655万5,000円〉

    未満であること)

※2 老齢年金を受けるための資格期間25年

  ・・・ 25年には、すべての年金制度(国民、厚生、共済)での納付済み期間および、免除・

    猶予期間など含む。

     なお、消費税10%導入時に年金改正され老齢年金を受ける際の資格「25年」は

    「10年」になることが決まっている。

     しかし、この改正があっても、遺族厚生を受けられる条件の1つ、「資格期間25

    年」の変更はない。

 

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2016年

4月

07日

平成28年度の年金額は前年度から据え置かれます

平成28年度の年金額は前年度から据え置き
平成28年度の年金額は前年度から据え置き

 今年の桜は長く咲き、お花見もゆっくり楽しめました。新年度に入り、早くも1週間が経ちました。

 

 年金制度は4月を開始とする1年度を区切りとしています。年金額が改定される(=変更される)のも4月からです。

 

 しかし平成28年度の年金額は前年度から据え置かれ、改定されませんでした。物価が+0.8%とかろうじてプラスの伸びだった一方、年金の支え手である現役世代の賃金が▲0.2%となったためです。

 

 年金額は変わりませんが、変わることがいくつかあります。たとえば年額の計算方法です。国民年金(基礎年金)や厚生年金の年額は、昨年までは100円単位で計算されていました。が、今年度からは1円単位となります。

 

 なお、昨年10月以降に年金の受給権が発生した方や、額の改定があった方については、年額はすでに1円単位で計算されています。年金一元化(公務員などの共済年金 制度を厚生年金に統一する法改正)により、以前の共済年金 制度での計算方法を取り入れています。

 

 通常の振り込みサイクルで新年度の年金額が振り込まれるのは、6月15日支給分から。4月分と5月分が6月15日に支給されます。このように年金は後払いです。直前の2カ月分が偶数月15日(15日が土日祝日の場合は直前の平日)に振り込まれています。

 

【平成28年度の年金額】

 老齢基礎年金(満額※)  780,100円(月額65,008円)

 障害基礎年金2級        〃    (    〃    )

 遺族基礎年金 基本額                    〃           (        〃            )

 

 障害基礎年金1級     975,125円(月額81,260円)

 

 障害厚生年金 3級               585,100円(月額48,758円)

   (最低保障)                      

 

 加給年金、

 障害基礎年金の子の加算など

     ・2人目まで   224,500円(月額18,708円)

     ・3人目から    74,800円(月額 6,233円)

 

 配偶者 加給年金額      390,100円(月額32,508円)

 (s18.4.2以降生まれ)

 

 中高齢寡婦加算      585,100円(月額48,758円)

 

 

 

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2016年

3月

10日

「初診日の証明ができなかった」…もう一度挑戦しませんか?

初診日証明
自力請求でダメでも専門家なら証明できることも

  気温が動きやすいですが、少しずつ暖かくなっています。今月下旬にはきっと桜が咲きますね。楽しみです。

 

   今月もお蔭様で支給決定の連絡をいただいております。うち、お一人の方のお話です。

 

   この方は数年前、ご自身で請求をしようと役所に行ったり、病院から書類を取り寄せたりされました。病院の書類を年金事務所で相談員に見せたところ、「これでは初診日の証明になりません」と言われ請求をあきらめていたそうです。

 

   ついていないことに、発症時のクリニックと2番目のクリニックの、2つとも廃業していました。そのため、3つ目の医療機関で初診日の証明を取りたかったのです。が、3つ目では紹介状なく受診されていたため、発症時についてあまり詳しく記述されていませんでした。

 

   この時から数年経ち、ご本人は再び障害年金を思い出しました。本当に障害年金を受けられないのか、と私どもの事務所にメールで問い合わせくださったのです。私は、ご本人のお手元にある当時の証明書類から、初診日を証明できる可能性はあると考え、請求手続きを承りました。

 

    結果、今回の支給決定に至りました。ご本人もご家族もたいへん喜んでくださっています。

 

   過去、ご自身で書類をそろえながら初診日が明らかでないため、不支給になったり、請求自体をあきらめたりした方でも、もう一度ご相談ください。私ども専門家の視点が入ることで初診日が証明できることがあります。

   また、昨年H27年10月より初診日の証明方法が広がり、以前は認められなかった方でも認められる場合があります。日本年金機構「障害年金を請求するお客様へ」

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2016年

2月

22日

複数の病気の因果関係を証明!

複数の病気がある場合「相当因果関係」の証明を要することも
複数の病気がある場合「相当因果関係」の証明を要することも

  このあたりでも梅の花が満開になっています。空気は少し暖かくなり、季節が変わってきていますね。

 

   お蔭様で今月も支給決定の連絡をいただいております。

   お一人お一人ご病気も症状、経緯も違うため、毎回“初めて”のケースにあたります。パズルを解くような手探り感で、論理の組み立てを考えなければならない事案も、今月の支給決定のなかにありました。

 

   同業者によっては、難解なケースだとわかるとお客様からのご依頼を断ることもあるようです。

   私どもでは、難しいと思われる事案でも、可能性があればお受けしております。悩んだだけ、成果が出やすいからです。お医者様など、相手があることなのでいつもうまくいくとは限りませんが。

 

    支給決定が出たお客様は、複数のご病気を経て、現在のご病気にかかっていらっしゃいました。A病→B病→C病というように。現在のC病の初診をどこにすれば良いのか、悩みました。年金の額で有利なのは会社にお勤めだった期間(厚生年金)で、A病の初診日になります。

 

   C病に至った相当因果関係を考えると、一般的にはB病の初診日をC病の初診日と捉えるのが自然でした。B病の初診日では国民年金ご加入中で、厚生年金より額は少なくなります。

 

   しかし、説明のつくデータが入手できれば、A病の初診日をC病の初診日にできる可能性もありました。説明のつくデータとは、A病とC病に相当因果関係があることを証明できるものになります。

 

   ご家族の希望もあり、なんとかA病の初診日をC病の初診日とすべく策を練りました。お医者様との面談では、データの見方を教えていただきながら、事前に用意していたわからない点を1つ1つ確認していきます。すると、当初は「ふつう、A病でC病になるとは言えないよ」とお話しされていたお医者様も、データを見ている途中から異常値がA病の治療中に発生していることを否定できなくなったようです。「あれ?因果関係なし、とも断言できないな…」とおっしゃってくださいました。

 

   ようやくお医者様から「C病発生にA病の治療が関係していることは否定できない」という一文と、当時の検査結果を数枚いただき、提出することができました。

 

   年金機構の審査担当者がどのように見るのか・・・心配しました。提出から3ヵ月待ち、支給決定という結果を得られ、大きな安堵感に包まれています。

 

 

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2016年

2月

09日

知的・精神ガイドライン検討会 傍聴の感想

知的・精神のガイドラインは心ある常識的な内容に
知的・精神のガイドラインは心ある常識的な内容に

   先週2月4日(木)、厚生労働省で開催された、障害年金の認定基準にかかわる審議会を傍聴してきました。

 

 「精神・知的障害に係る障害年金の認定の地域差に関する専門家検討会」の第8回です。まとめられた資料に委員からの異議はなく、最終回となりました。なお、この会議で決まった新しいしくみが実施される時期は、まだ明らかにされていません。

 

  会議中、2つのことで心を動かされました。今日はその1つを書きます。

 

 「障害基礎」年金の支給・不支給の決定は、都道府県ごとの年金機構でそれぞれの認定医によって行われます。客観的な数値で測れない精神・知的の障がい状態は、認定医によって審査結果に差が生まれやすいのが以前から問題視されていました。

 

  そして昨年、統計データに歴然とした地域差が現れていることを新聞が公表します。世論が動き、今回の審議会発足となったのでした。審議会で決まったことの1つに、全国統一となる障害等級を決める際の目安表(ガイドライン)があります。

 

  ところで、すでに障害年金の支給が決定され年金を受けている場合、更新があります。これは、1~5年ごとの診断書の提出による審査です。

  1~5年ごとの期間は、その人の症状により年金機構の認定医が決めています。

 

  新しく決まったガイドライン導入で心配されていたのは、更新で引き続き同じ等級の年金を受けてきた人に対する審査が厳しくなることです。これには、私もとても不安でした。これまでご依頼を受けてきたお客様の診断書と、ガイドラインを見比べると、等級が下がったり、等級に当てはまらず結果的に支給停止となったりするケースが大幅に増える、と思われたからです。

 

   しかし、審議会で渡された資料にこの予想を裏切る、“ああ、制度の運用にも人の心が通っているんだ”と感じ入るものがありました。『既に障害年金の認定を受けている方への対応』です。ここには、機械的にガイドラインを当てはめるのではないことが記されていました。

 

   具体的には、等級が下がったり、支給停止になったりすることが見込まれる場合には、本人や家族、診断書を作成した医師などから聞き取りをするなど慎重に審査するよう留意する、とあります。また、診断書などから総合的に判断して障害の状態が従前と変わっていない場合は、当分の間、等級変更はしない、とのこと。実施後3年を目途にガイドラインの見直しをすることも明記されていました。

 

   審議会の対象である障がい・ご病気の方の家計に占める障害年金の価値の大きさを認めた、実態に合った決定内容だと思います。委員のお医者様の中には、客観的で厳しい(厳しすぎる)意見の方もいらっしゃいました。

   その一方で日本福祉大学の青木聖久先生が、会議のなかで対象の方たちの文面に表しづらい実態を、繰り返し訴えていらっしゃったのが印象的でした。青木先生の人情味あふれる意見が主導し決定した事項も少なくないと感じています。

 

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2016年

1月

27日

【障害年金 用語】「現症」は“現在の症状”?

開聞岳
「現症」は受診時点の症状を指し過去も含みます

  今日の横浜は少し気温が上がりました。数度違うだけでも、暖かく感じます。

 

  先日、医療関係の方から質問を受けました。

「診断書の『現症』って“現在の症状”っていう意味ですよね。時々、数か月前の診察の日にちを入れてくださいって言われるので断っています」。・・・えっ、それは大変です!

  

  『現症』とは、受診された時点での症状です。過去の受診時点の症状を指すこともあります。

   たとえば、次のように使います。

   「平成3年8月19日 現症」

    →意味は、“平成3年8月19日の受診日の症状”です。

      この日の診療録(カルテ)に基づいて診断書が作成されていることになります。

      なお、診断書の作成日は、実際に作成された時点の日にち(現在)です。

 

   「現在の症状」という意味で言葉が誤解されやすいため、先のような対応はありがちかもしれません。

  老齢年金も障害年金も、年金で使う言葉は難しいんですよね。年金の勉強を始めた当時、言葉に慣れるまで時間がかかったのを思い出します。時々、言葉の解説も載せていきます。

 

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2016年

1月

19日

診断書の一文が支給、不支給の分かれ道

提出前に見直し、診断書に追記をお願いするのも私の仕事
提出前に見直し、診断書に追記をお願いするのも私の仕事

  1月も半分以上が過ぎました。

暖冬だと油断していたら、急に厳しい寒さになりました。暖かくお過ごしください。

 

  今月もお蔭様で支給決定をいただいております。全員、精神疾患の方でした。

認定日から認められたため、さかのぼって支給を受けられる方もいらっしゃいます。

 

  精神疾患では、神経症(強迫性障害、パニック障害などのF4※の疾患)は原則、障害年金の対象疾患になりません。しかし、精神病(統合失調症、統合失調型障害、妄想性障害、またはうつ病などの気分障害)の症状が見られる場合は、精神病と同様に審査され、障害年金が支給されることがあります。

 

  今月、さかのぼり支給で決定された方は1年6ヵ月時点(認定日)では神経症、現在は妄想性障害でした。1年6ヵ月時点の神経症も大変重く、当時の診断書から、精神病の病態を示していたのがわかりました。

 

 

  お医者様が診断書に大変丁寧に記入くださったのですが、念のため追記をお願いしたところ、次のように記載してくださいました。「妄想性障害(F22※)の病態を示していた 」。この一文、とても重要です。結果、スムーズに決定されました。

  

  障害年金は厳しい、それこそ重箱の隅をつつくような書類審査で決定されます。提出直前でも、診断書に追記をお願いすることがあります。すべては支給決定という結果を得るためです。

 

※ICDー10コード… 世界保健機関(WHO)によって公表された、疾病の国際的な統計基準として使われる分類

 

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2015年

12月

25日

診断書に現れる お医者様との信頼関係

鹿児島空港のクリスマスツリー
障害年金の審査は書類だけ

 暖かかったり寒かったり、の12月も残りわずか。

 お蔭様で今月もいくつかの支給決定をいただいております。

 

 これまでも書いてきたように、最近はよほど重症な方でないと、障害厚生の2級決定を受けづらくなっています。

 今月決定した方のお一人は精神疾患での障害厚生の請求で、私の予想では3級は確実、2級はぎりぎり認められるかどうか、というものでした。が、 結果は2級でした。

 

  ご本人の生活状態は2級で当然といえるものなのですが、何しろ障害年金は、書類がすべてなのです。2級の決定打になるような内容を盛り込みづらい方でした。

 

  困ったのは、ご本人から生活のご不便についてお話を伺っても「大丈夫です」、「それくらい出来ます」などの言葉ばかりが出てくることでした。事前にご家族から伺っていたひどい生活状況は、ご本人の言葉からは読み取りにくかったです。私が作成する『病歴・就労状況等申立書』は、具体的な出来事やご本人の精神症状について乏しい内容になってしまいました。

 

  どうやらご本人が、ご自分が病気であることを受け入れられていないようです。また、特に精神疾患の方の場合、ご病気によるどうにもならない辛さ、苦しさを訴える方が多いのですが、そのような心情も表に出さないタイプでした。

 

  振り返ると、2級に結びついた理由は、診断書の内容が良かったことに尽きます。病歴が10年以上と長かったこともあるのでしょうが、診断書にお医者様が医学的根拠をきちんと記載してくださいました。お医者様とのお付き合いも10年程度あったことで、ご本人にご理解のある先生であったことが大きいです。しかし、ご家族からのお話によると、最初はお医者様もご本人の外見からそれほど重症と考えていなかったようです。

 

  私に障害年金のご依頼をされるずっと前から、ご家族が寡黙なご本人に代わり、お医者様に逐一、日常生活のご様子をお伝えになってきました。長い期間をかけ、お医者様と信頼関係が出来ていたこと、が今回の結果に結びついたと言っても言い過ぎではないと感じています。

 

 

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2015年

12月

10日

ミヤネ屋出演の準備、ドタバタ

髪型もメイクも毎回プロの方に整えてもらえます(・・・別人に変身)
髪型もメイクも毎回プロの方に整えてもらえます(・・・別人に変身)

 まるで嵐のような2週間でした。

11月26日(木)に出演させていただいたTV「ミヤネ屋」から、翌週早々、再出演の依頼がきたのです。

「12月3日(木)の出演の件ですが」と担当の方からお電話をいただき、面食らいました。だってこの間、出させてもらったばっかりですよ?ホントにイイんですか??

 

 当日の大まかな内容は前日にいただけました。が、解説することがあまりにも盛りだくさんだったので、視聴者の方に伝わるだろうか、と不安を感じての出演でした。

  

 ところで、出演にあたっての髪型やメイクは心配いりません。当日、テレビ局に常駐されているプロの方にしていただけるのです。しかし、洋服は自前です。適当なモノがないと思い、買いに行く予定でしたが時間が取れませんでした。

 

 出演内容の打ち合わせは電話で合計で3時間ほどでしょうか。その後、データの確認や年金の歴史などを予習し、パソコン持参で、直前まで内容の確認をしておりました。

 

 テレビ慣れしているタレントさんではないので、半端なく緊張します。今日、久しぶりに体重を計ったら、出演前に比べ3キロ落ちていました。

 ・・・と、確かに私にとっては重労働ですが、普段の仕事では接触しないであろう、真剣勝負のスタッフの皆さんと一体になれ、終了後は充足感に満たされます。

(2週連続で応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。

 心より御礼申し上げます。)

 

 

2015年

11月

30日

障害年金 2級で決定された理由は

診断書のことお客様に代わってお医者様にお話しします
診断書のことお客様に代わってお医者様にお話しします

 11月も飛ぶように過ぎていきました。

明日から12月なんですね(汗)。

 

 障害年金の手続き関係で、多い時は1日に数か所、病院やクリニック巡りをしております。

 今月もお蔭様で複数の障害年金の支給決定をいただきました。

 

 精神疾患の2級で決定した方がいらっしゃいます。発症して数年。ご病気との付き合いが短い方で、お医者様の見方によっては3級の可能性も十分ある、と私は考えていました。しかし、それを覆す結果だったので良かった、と胸をなでおろしています。

 振り返り、2級で決定された要因の1つに思い当たりました。

 

 担当のお医者様は、お客様が日常生活を比較的動けている、と感じていらっしゃいました。そのため、診断書のある項目で、実際より軽度の欄に✔が入っていました。これまでの経験から気付きました。この項目で比較的軽いところに✔が入っていると、他の複数の項目で重症の✔が入っていても、それら重症度を打ち消すような効果をもってしまうのです。大変重要な項目でした。

 

 出来上がったばかりの診断書を持参し、「この箇所だけでも」、と修正のお願いに伺いました。幸いにも、担当のお医者様は私の説明に筋が通っていると判断してくださり、実態に合った欄に✔を入れ直してくださいました。

 

 この欄が修正前だったら、2級は難しかったと思います。私の説明に耳を傾けてくださったお医者様のおかげです。

 

 弊事務所はお医者様が診断書を作成される際など、ご説明のため診察に同席させていただいております。フルサポートだから出る結果、を実感された方の声はこちらです。

 ↓

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2015年

11月

28日

ミヤネ屋裏話(宮根さんすごい!)

手振りがミヤネさんと同じ(照)
年金、未納は避けて!払えないときは免除や猶予といった手続きを忘れずに

一昨日11月26日、TV「情報ライブ ミヤネ屋」年金特集に出演してまいりました。

応援してくださった方々、心より感謝申し上げます。

 

今回のテーマは、若者の年金保険料の未納問題。

リハーサルでは不安を煽る終わり方で、後味が悪いなーと感じていました。

 

 リハーサル終了後、ディレクターの方に「この終わり方では、ますます年金不信を広げてしまうと思うんですよね・・・」とお話ししていたところ、宮根さんも同調してくださいました。さらに、年金には障害年金や遺族年金もある、というフリップを指さし、「一番大事なのは、ココなんちゃう?」とまさに私が言いたいことを指摘してくださったのです。

 

 そして本番。最後の締めくくりで、宮根さんは障害年金と遺族年金の存在にスポットが当たるように解説してくださったのです。

 ふだんの年金相談で、知らなかったがために保険料を納めず、障害年金が受けられなかった、というとても残念な事例に当たることがあります。まだ制度を知らない人にもっと知ってほしい、という気持ちを日頃から持っていました。宮根さんのまとめ方、とても真っ当な解説で嬉しかったです!

 

 年金不信の原因の一つは、制度がよく知られていないこと。しくみを知り、年金制度を支えているのは私たち自身という自覚を持ち、育てていく気持ちが大切だと感じています。

 

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2015年

10月

26日

障害年金、審査が厳しくなるとき

障害年金、前回不支給のときの請求は慎重に
障害年金、前回不支給のときの請求は慎重に

 木枯らしが吹く季節になりました。街中で咳をしている人を多く見かけます。

 

 お蔭様で今月も支給決定のご連絡をいただいております。うちお1人の方は、決定まで約半年を要しました。

 

 この方、請求をされるのは2度目。前回は、ご自分で役所の職員に言われた通りに書類を作ったとのことでした。ご体調の悪い中での作業、不備がありながらの提出となりました。結果は、認定日、現在とも「障害の状態でない」とされ不支給の通知が届いたとのことです。

 

 今回は、書類を整えて提出しました。しかし、年金機構から代理人である私まで問い合わせが来ました。「前回提出された文書と内容が違う。違う理由について客観的な証拠を付けて提出してください」、というものでした。

 

 このような問い合わせがくることは想定していました。そのため、なぜ内容が違うのか、を文書にし提出の際、添えていました。しかしそれだけでは足りなかったのです。さらに面食らったのは、求められた客観的書類が診断書の内容を訝しむかのようなものでした。そのままお医者様に求めれば、お医者様に対し大変失礼になるものだったのです。

 

 お客様に親身になり診断書を作成してくださった、経験豊富な温かなお人柄のお医者様にお会いしていました。お顔を思い浮かべ、この文書はお見せできない、と強く思いました。

 考えた末、代わりに別の文書を添付しました。「お医者様に対してこんな失礼な文書をお願いできません」と年金機構あてに手紙を付けて。

 年金機構に盾突いたので支給決定されるまでドキドキしました。認められ、ホッとしています。

 

 振り返り、1度お客様がご自分で提出し不支給になったことがある場合は、よほど注意して書類を揃えなければならない、ということをあらためて学びました。前回提出した文書と違う箇所があれば、厳しく追及されることを覚悟しなければならないといえます。

 

 

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2015年

9月

30日

【H27年10月~】初診日の証明が取れない場合の運用が緩和されます

 9月最終日。一雨ごとに秋が深まっていくこの頃です。 

 前回のブログでも触れましたが、明日10月から、障害年金を請求するための要件の1つ「初診日の証明があること」が緩和されます。

 代表的な変更点は次のとおりです。

 

1.第三者証明を認める

・・・20歳以降に初診日がある場合でも、第三者証明による初診日が認められます。この場合、他の資料を合わせて提出する必要があります。第三者証明だけでは認められません。

(なお、20歳前に初診日がある場合は、H24年1月より複数の第三者証明で認められています。)

 

2.継続して年金に加入、未納付がない場合、本人が申し立てた初診日を認める

・・・初診日が「○年○月○日」と特定できない場合でも、一定期間に受診したことがわかる医療機関での証明などが取れるときは、本人申立ての初診日が認められます。

 

3.本人申立てに基づき医療機関が過去に作成した資料により認める

・・・障害年金を請求する5年以上前に、医療機関のカルテなどに本人が話した内容で初診日が記載されている場合は、その初診日で認められます。

 

 今月に入ってからお問い合わせいただいた何人かの方は、新しい運用で救われる方でした。うちお1人は、以前、ご自分で請求しようと書類を集めたところ、初診日が特定されませんでした。そのため、年金事務所の職員から「これでは請求の要件をみたさない、残念ですね」と言われ請求をあきらめたそうです。

 このときの医療機関の証明は、「26歳で初めて受診」という大まかなものでした。来月10月からは、このような証明でも、継続して年金制度に加入しているなどの条件が整えば請求できます。幸いなことにお客様は、26歳の期間はすべて厚生年金に加入していることが明らか。障害厚生での請求が可能な方で、ただ今準備中です。

 

 このように、これまで初診日の証明が取れずに請求を諦めた方でも、新しい運用では要件を満たすかもしれません。お気軽にご相談ください。

2015年

8月

24日

「初診日の証明が取れない!医療機関が廃業・・・」でも認められました

7月下旬、戸塚駅のひまわり
7月下旬、戸塚駅のひまわり

 8月も下旬となりました。強い陽射しではありませんが、蒸します。

 

 お蔭様で、今月も複数の支給決定をいただいております。うち、初診日(初めて医療機関にかかった日)の証明が取れなかった案件に支給決定が出ました!

 

 お客様は、障害年金専門を謳ういくつかの事務所に相談され、「難しいですね」と言われ続けたとか。そんななか、弊事務所にご依頼くださいました。といっても、

「支給される可能性はゼロではありません」と回答するしかない、初診日の証明がどの程度できるのか、わからないところでの受任でした。

 時間はかかりましたが、いくつかの証明となりそうな文書を取り寄せました。そのうちの1つが初診日を裏付ける決定打になった、と考えています。

 

 ところで初診日の証明が取れない場合とは、次のようなケースが考えられます。①初診の医療機関が廃業している ②初診の医療機関での最後の診察から5年以上経っている(医師法でのカルテ保存期間を過ぎている) ③ご本人の記憶が不確かでわからなくなっている 

 

 今回は①のケースで、廃業していても当時のお医者様やご親族と連絡が取れれば、文書を作成していただいたり、カルテコピーをいただくことはできます。が、廃業から相当年数が経過していると、連絡の取りようがないことが多いのです。今回は後者でした。

 

 結局、こちらで用意できた証明は年月だけ。日にちまではわかりませんでした。このような場合、その月の末日を初診日とみなす扱いになります。


 折しも今月初旬、厚生労働省から、初診日証明に関する新たな取扱い案が出されました。決定されれば、現在ほどの厳密な初診日の証明を求めない変更になりそうです。10月からの公務員などの共済年金が厚生年金に統合される(「公的年金一元化」と言います)ことに伴い、現状の共済年金の制度で初診の証明については、国民年金や厚生年金より厳しくないことに鑑みての変更でしょう。

 障害年金を請求されるご本人自身は、当然のことながら、ご病気だったりけがをされていたりします。取扱いの変更で、手続きのご負担が少しでも減ることを期待します。

 

 

 

 

2015年

8月

16日

障害者手帳3級=障害年金3級??

古民家カフェ
古民家カフェ

 夏休みも今日まで、という社会人の方が多いのではないでしょうか。横浜は少しだけ暑さが和らぎホッとしたのも束の間、また猛暑が戻る予報です。

 

 「3級の手帳を持っているので、障害年金を請求しようと思います」。近頃、立て続けに2人の方からご相談を受けました。

 

 実は障害者手帳、と一口に言っても、種類は3つあります。身体障がいの場合は「身体障害者手帳」、うつ病などは「精神障害者保健福祉手帳」、知的障がいの方は「療育手帳」(東京や横浜では「愛の手帳」と言います)。

 

 ご相談を受けた方お一人は、「身体障害者手帳」の3級、もう一人は「精神障害者保健福祉手帳」3級を交付されていました。しばらく伺ううち、お客様が勘違いをされているのに気付きました。"手帳を受けたのだから、当然、同じ等級の障害年金を受けることができる"と思っていらっしゃるのです。これは違います。

 

 障害者手帳を持っているかどうかは、障害年金の支給を決める審査には影響されません。参考にされることがある程度です。そもそも、手帳の対象になっていないご病気もあり、手帳がなくても障害年金を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

 

 障害年金が受けられるかどうかはどのくらい生活しづらいか、実態に応じて判断されます(→こちら)。

 また、初診日にどの年金制度に加入していたかどうかで、3級から受けられる方と、より重度の2級からしか受けられない方に分かれます(→こちら)。

  

 精神手帳は3級でも、長時間の電車通勤に耐えられる体力を持ち、フルタイム勤務ができ、身のまわりのことが自発的にできている、という状態では障害年金の受給対象ではありません。逆に、手帳が3級でも、生活しづらさの実態によっては障害年金で2級、ということもあります。

 

2015年

7月

27日

障害年金の支給決定がされました

立石寺(数年前の5月頃のもの)

 とてもとても気になっていた案件がありました。つい先日、「障害年金が2級で決定されました」、とご連絡がありました。良かったです、本当にホッとしております。


 お医者様も、診断書ご作成に気を付けてくださいました。病院に伺うと、丁寧にこちらの話を聞いてくださり、本当に助かりました。

  

 障害年金を請求される方の中には、扶養家族がいらっしゃるケースも少なくありません。日々、手続きを受任する責任の重さを感じています。


 

                        

2015年

7月

25日

さらけ出し、"ぶっちゃける"

横浜東口の夕暮れ
横浜東口の夕暮れ

 夏真っ盛りです。昼間から元気な子供たちをよく見るなぁ、と思っていたら夏休みなんですね。

 今月も病院やクリニック巡りをしております。目的は『診断書』などの文書の受け取りのためだったり、お客様と一緒にお医者様にお会いするためだったり。晴れが続くこの頃は、日傘が手放せません。


 お医者様にお会いする前に、お客様から日常生活のご様子をかなり具体的に伺っております。そのため、お医者様が作成される『診断書』内容の予測がある程度できます。しかし、ご本人のお話しする内容と、お医者様が考えている内容がかけ離れていることがあります。先月受け取った『診断書』は、このケースで、実態よりとても軽い症状で記入されていました。

 

 そのまま提出すれば、障害年金は受けられないだろう、と思われるほど軽度でした。原因は、お客様が元々頑張り屋さんで、お医者様の前では精いっぱいお元気な素振りでいらっしゃることだと思われました(お気持ちはわかります。弱い自分を人様に見せたくないものですし、病気の自分もなかなか認めたくないものです)。しかし、実際はご自宅で日中半分以上、臥して過ごす生活です。お客様と相談し、お医者様にもう一度お会いすることになりました。

 

 実態をお医者様に理解していただくため、お客様にお願いをしました。「生活のご様子を、ぶっちゃけて先生にお話ししてください」。

 

 お医者様にとっては、『診断書』の中身について今回のような物言いをつけられることは、初めてだったと思います。"ご気分はあまりよろしくないだろうなぁ、でも伝えないと・・・!"と腹を括って診察室に入りました。


 私から『診断書』の内容を再考いただきたいことを切り出し、お客様が症状のために諦めた最近の出来事をお話ししました。お客様もご自身の言葉で生活上の様々な支障を語られました。硬い表情で黙ってお聞きになっていたお医者様は、途中から目を見開き驚いていらっしゃいました。それほど、初めてお知りになることが多かったのでしょう。最後には、「『診断書』を書き直すよ」、と話してくださったのです(ホッ)。

 

 「ぶっちゃける」という言葉、近頃よく使います。意味は心の中をあらいざらい話すこと、打ち明けること。心からの言葉は、相手の心にもきっと届くものなのだ、と今回の出来事であらためて確認できました。



 

 


 

 

2015年

6月

30日

生活に支障があることとご病気の回復との差

浅草寺
浅草寺

 湿度の高い日が続いています。今年も半分が過ぎてゆきます。早すぎます。年初に立てた今年の目標に手が付けられておりません・・・。

 さて、今月も支給決定のご連絡をいくつかいただきました。ありがとうございます。

 

 近頃、あらためて気づいたことがあります。お客様ご本人が、生活を送るのに支障があるご病状であっても、ご自身ではそれを"過小評価"されているケースが少なくないことです。ご病気を大したことない、ととらえることで心の平静を保っている方もいらっしゃいます。

 お客様のこのような"過小評価"は、私とのやりとりではあまり問題になりません。なぜなら、時間をかけたご本人からの聞き取りで、具体的な生活上の支障に私が気付き、『病歴・就労状況等申立書』などに落とし込むからです。

 

 問題は、お忙しいお医者様が診察時のご本人の「前よりだいぶ元気になりました」、「入院中よりしんどくなくなりました」などの言葉を、そのまま鵜呑みにされることです。比較している時期の状態よりは良くなっているかもしれません。が、実際生活を送る上で支障がなくなっているか、といえばそんなことはないことが多いのです。

 治療をしているお医者様からすれば、「良くなっている」はそうなるべき状態です。患者さんからそういわれるのは、経過からすれば当然だと思います。しかし、患部の状態が良くなっているのと、生活上難なく過ごせるほど回復していることとは、別です。

 障害年金は、このような支障のある方の生活を保障する制度なのです。しかし、お客様が元気にふるまっているのを信じているお医者様の『診断書』には、お客様の生活のしづらさが反映されていないことがあります。

 

 お医者様の前では元気。でも、本当に?と想像していただきたいです。精いっぱいの気力をふりしぼり、病気に負けないよう自分を奮い立たせ、やっと病院にたどり着き受診している方も多いのです。

 

 

 

2015年

6月

16日

平成27年度 障害年金の額など(遅ればせながら更新)

 今日の横浜は、雨の予報に反し1日曇り空でした。昼ごろ鎌倉駅に行ったところ、平日とは思えない人の多さ。あじさいの見どころが多いからかもしれません(残念ながら鎌倉のあじさいは見ないまま事務所に戻りました)。


 ホームページの更新が思うようにできず、すっかり抜けておりました。平成27年度の年金額の変更が。

 昨日、6月15日の振り込み分(平成27年4月・5月分)から、16年ぶりに年金額が上がっております。こちらのページでご確認くださいませ!

障害年金の額

うつ病・そううつ病の方へ


また、新規ページを作成しました。

障害年金 手続き実績

この数年間で、お客様からいろいろなご病気の実際を教えていただきました。

2015年

5月

29日

障害年金は社会とつながる糸口

 記録的に暑い5月だそうです。しかしまだ夜は気温が下がるので、皆さま、風邪にお気をつけください。

 

 お陰様で、今月も支給決定のお知らせをいただいております。中には、診断書の出来上がりにお時間の要るケースがありました。ご依頼いただいてから1年が経とうというところ、ご要望どおりの結果が得られ一安心しています。

 

 暖かい気候でご体調に良いためなのか、最近3人のお客様から明るいご連絡をいただき、うれしくなっております。いずれも精神疾患の年金ご請求で関わった方です。請求時はどの方も、お1人では外出もままならないという、大変重い状態でした。

 

 A様は、障害年金を受け数ヵ月経ちました。ご自分のお名前で定期的な入金があることで、自立を考えるようになったご様子です。新たな治療を受け症状が大きく改善されたこともあり、少しずつ働けるようになってきた、と連絡がありました。

 驚いたのは、電話口のお声が別人のように張りがあったこと。その方に合う治療法に出会うと、劇的に良くなることもあるのだな、とあらためて感じました。


 B様は、支給が決定したばかり。年金の請求という大仕事を終え、幾分気持ちの整理がついたようです。「できるだけ前を向いて進みたいです」という力強いお言葉に、結果が出せてよかった、と心から思いました。


 C様は提出を終えたばかりでまだ結果が出ていません。が、この数ヵ月にC様の人生を揺るがす様々な出来事を経験され、苦しみながらも山を越えつづけました。気になっていた年金の請求も終わり、肩の荷が下りたようです。「前に比べて気力が少しずつ戻ってきています」、「思考ができるようになってきたんです」など、症状が上向いているのことを実感されています。


 精神疾患の方は特に、年金請求をきっかけに視界が開ける方が多いです。引きこもりがちで"自分は社会から忘れられているんではないか"、と感じていた方が、障害年金の支給決定で自己確認しているよう感じられます。

 そのような切羽詰まった方々からご依頼を戴くので、誠心誠意、私の能力の限り務めております。

 

2015年

5月

19日

心を込めたら・・・、初診日の記録が見つかる!?

浅草のお神輿
浅草のお神輿

 先週は季節外れの台風がやってくるなど、"らしくない"天候の5月です。

 今月も、障害年金の新規のご依頼を複数いただいております。どうもありがとうございます!

 

 承る際、いくつか確認しなければならないことがあります。1つは、そのご病気で初めて医療機関にかかった日(「初診日」といいます)の証明が取れること。

 この「初診日」を確認するために一般的なのは、医療機関にある「診療録(カルテ)」や「通院記録簿」、「入院記録簿」などです。これらの記録から、初診日を「受診状況等証明書」や「診断書」で証明してもらうことになります。

 なお、カルテの保存期間は法律で最後の受診日から5年、と決まっています。病院などに問い合わせると「5年以上前なのでありません」、と法律通り廃棄されている場合もあります。個人経営のクリニックなどは「保管場所もないので廃棄しています」、と回答されることが多いようです。

 しかし、歴史ある大きな病院などの場合、何十年も前のカルテを残していることがあります。

 

 次の2つのケースは、どちらも歴史ある病院でした。

 A様のケース。初診日は約20年前でした。私のところに依頼される前、A様ご自身が医療機関に問い合わせたところ、「古い記録なので、ありません」、とつれない返事だったそうです。手続きのご依頼後、私の方から念のため、再度問い合わせました。心を込めて「何とかならないでしょうか」、とお願いすると、詳しい担当の方につないでいただけたのです。すると、期待していたお返事を得ることができました!「こちらにはないのですが・・・、○○県の倉庫に保管してあります」。

 その後、書類がすべて調い、A様は、無事に2級の障害基礎年金を受けることができました。

 

 B様のケース。やはり、初診日は15年ほど前。古い総合病院でした。文書カウンターで「受診状況等証明書」の作成の申し込みをすると、待たされた後、若い職員から呼ばれました。「5年以上前なので、記録がありませんから受け付けられません」。

 私はご本人の代理人です。ご本人の気持ちになって、どうしてもこの証明が必要なことを訴えました。すると、奥から先輩職員が出てきてさらに説明してくれました。「受診された診療科に直接問い合わせてみたら、あるかもしれません」、と。果たして、カルテはありました!地方の専用倉庫に残っていたそうです。(手続きは現在進行中です。)


 いつも上手くいくとは限りませんが、粘り強くこちらの気持ちを伝えると、相手も運気も(!)良い方向に動いてくれることが多いです。

 

 

 

 

2015年

4月

30日

障害年金、専門家に相談をお勧めします

 春なのに寒いなぁ、と感じる日が多かった今月、下旬になって気温の高い日が続いています。明日から5月!

 お蔭様で、今月も支給決定のご連絡を戴いております。診断書のご記入を丁寧にしてくださったお医者様のお顔が浮かびます。どうもありがとうございます。

 

 先日、障害年金の支給が決まったお客様から、うれしいお言葉をいただきました。

「やはり、専門家に頼むと違いますね!」

 その方は、年金事務所でご自分で請求しようと、何度か相談に出掛けられたようです。しかし、様々な場面で"わからないことが多すぎる"と実感され、私に依頼されました。

 ご病気が障害年金を受けられる重さかどうかを判断する「障害認定基準」は、じっくり読み込まないと、年金事務所の職員でも読み間違うことがあります(詳しい職員もいるのですが・・・)。

 念のため、私どものような障害年金専門の社労士にも相談された方がよいかもしれません。弊事務所では初回電話相談無料ですので、ご利用ください。

 

 

2015年

3月

31日

「障害者特例」と障害年金はどちらが有利?

 今年は桜の開花が早かったですね。昨日今日と青空のもと、ひと時お花見ができました。

 

 3月もお蔭様で支給決定のご連絡を戴いております。障害年金の診断書の目的をよく理解された、協力的なお医者様ばかりでありがたいです。

 

 さて、50代のお客様の障害年金の支給決定がされたとき、将来のお話として、老齢年金との併給や、障害年金とどちらを選択した方が有利か、詳しいご説明をしております。

 ちなみに私、老齢年金の様々なパターンのご相談を多く受け、実際の手続きも受けてきたため、老齢年金との併給についてのご説明は得意な方です。厚生年金基金のご加入期間がある場合、障害年金を受けていても支給されたりされなかったり、基金によっていろいろです。その方にあったご説明をさせていただいております。

 

 障害年金を受けている方で、65歳前から受けられる老齢厚生年金(以下「老齢厚生」)の権利もある場合、老齢厚生の「障害者特例」で有利な年金が受けられます。障害厚生や障害基礎などの障害年金と比較すると、見かけ上、老齢厚生の額の方が高いことがあります。

 しかし、注意しなければならないことがあるんです。「障害者特例」であっても、老齢年金の特例です。老齢年金には税金がかかります。一方、障害年金は非課税。障害厚生を受けていた方が、額面上は高い「障害特例」の老齢厚生を選択した場合、翌年(自治体により5月下旬~6月下旬に決まります)の住民税と国民健康保険料の金額が上がっていて驚くことがあります。

 

 老齢年金の「障害者特例」と障害年金、額面での単純な比較ではなく、翌年からかかる住民税と国民健康保険料の見込額も役所で試算してもらい、最終的な手取り額を確認するよう、慎重に選択された方が良いでしょう。

 

 

 

 

2015年

2月

27日

認定医の先生のお仕事に感激!(今月の支給決定)

16歳になった甥に駄々っ子だったイラストをプレゼント→「やめてくれ」と言われました。
16歳になった甥に駄々っ子だったイラストをプレゼント→「やめてくれ」と言われました。

 日中は暖かで過ごしやすい日も増えてきました。今月もあっという間でした。

 

 今月は、晩秋にたくさん提出した障害年金の結果が次々届きました。お蔭様ですべて支給決定です。今回、大きな収穫がありました。

 

 認定日(※1)で提出しながら、「きっと事後重症(※2)での決定だろうな」と認定日での決定を諦めていた2件の精神疾患のケースがありました。認定日の診断書内容が3級に該当する程度(※3)か、または3級にも該当しないほど軽度でした。

 しかし。届いた決定は、認定日での支給が記載された年金証書だったのです!驚きました。

 

 実は、どちらのお客様も認定日は、ご本人の感覚で"現在とそれほど変わらない"か、"今より重症"、という状態でした。

 1つのケースでは、お客様側で診断書の内容を受け入れました。現在も担当であるお医者様のお見立てなら、「そのままの提出で構いません」、ということでした。

 もう1つのケースは、現在の担当ではないお医者様が作成したものでした。診ていただいた当時、ご本人が日常生活の様子を伝えきれていなかったので「仕方ない」、と諦めたものでした。

 

 2つのケースとも、『病歴・就労状況等申立書』が認定日の診断書の内容と、異なる状態を主張していました。日常生活で多くの援助を要していたことを。

 ところで、認定医であるお医者様は、たくさんの件数を効率よく審査していかなければならないはずです。そのため、診断書の裏面の「✔」がどの箇所にあるかだけでほぼ決まる、と思ってきました。実際、障害厚生ではそうです。しかし今回、障害基礎では「✔」の箇所だけではないことをあらためて知りました。こちらで作成した『病歴…申立書』まで細かくご覧になったための結果だと思います。

 

 きちんと汲み取っていただきました。型どおりではない審査をしてくださり、うれしく感謝の気持ちでいっぱいです。いつもは気持ちが沈みがちなお客様も、この知らせにひと時、明るいお気持ちになってくださったようです。

(障害基礎では都道府県ごと認定医が違います。今回の審査の仕方は、神奈川県の傾向かもしれません。)

 

※1「認定日」…初めてお医者様に診てもらった日から1年6ヵ月(疾患によっては期間が違うことがある)の日。この日が障害状態と認められると、最大5年間、年金の支給がさかのぼる。

※2「事後重症」…直近の診断書により障害状態と認められ、提出した日の翌月分から年金が支給される。

※3「3級に該当する程度」・・・障害基礎年金では、障害等級で1級または2級が支給対象のため、3級では支給されない。

 

 

 

2015年

1月

30日

障害年金、今月の支給決定

厳寒必需品 
厳寒必需品 

 今季一番の寒さでした。横浜も雪が積もりかけましたが、すぐに雨に。すべて溶かしてしまいました。

 

 早くも1月が終わります。お蔭様で、今月も障害年金の支給決定がいくつか届きました。

 

 ある精神疾患のお客様は、1級で決まっています。国民年金での請求(初診日が国民年金)でした。同じ内容で厚生年金で請求(初診日が厚生年金)したら、どうだったんだろう、と考えます。1級にはならなかったかもしれません。

 厚生年金での請求は数年前に比べても、とにかく厳しくなっているのを感じます。

 

 また、別の方は肢体の3級で過去にさかのぼって決まりました。この方のご病気をよく理解されているお医者様が、診断書を書いてくださったおかげです。実は、ふだんの担当のお医者様は別にいらっしゃいます。しかし、私もご一緒した診察時、「障害年金が受けられる症状ではない」との見解で、このお考えは変わることはありませんでした。

 この窮地は、お客様ご自身で解決されました。ご病気がいろいろな症状を引き起こすためもあるのですが、お客様は、診療科の違う複数のお医者様と懇意にされていました。そこから診断書を書いてくださるお医者様を見つけることができ、成功に繋がったのです。

 

 毎回、様々な状況に直面するので、多少のことでは驚かなくなりました。お1人お1人の人生が違うように、毎回新たな事象に出会います。問題が起これば解決方法を考え抜き、行動するのみ。考え抜けば、必ず答えは見つかるものーーそう信じて取り組んでいます。

 

 


 

 

 

 

 

2015年

1月

10日

今年も腹括ります!

鶴岡八幡宮(平成27.1.2)
鶴岡八幡宮(平成27.1.2)

 平成27年、新しい年を迎え10日経ちました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 今年は、私・裕里子の担当業務を絞ろうと考えております。これまで足かけ4年務めていた社労士向けの年金講師は、3月で卒業することにしました。障害年金の調査や資料作成にかける時間を増やしたいためです。

 

 実は昨年から、「他で相談したのですが、年金を受けるのは難しいと言われています」、とおっしゃる一筋縄ではいかない事例のご依頼を受けることが増えてきました。少しでも可能性があれば、お受けしています。

 

 様々な可能性に考えを巡らせ、調べ、お医者様に相談に伺い、・・・まるでパズルをしているようです。しかし、パズルと違うのは、お客様の人生がかかっていること。障害年金の請求手続きをお受けするときは、他の仕事以上に腹を括り、覚悟を決めます。

 お蔭様で今のところは何とか、すべて受給に結び付いております。お医者様など協力してくださる方との巡りあわせが良いのか、ありがたく思うことばかりです。

 

 皆様にも私にも、本年も良い年になりますように!


2014年

12月

08日

精神疾患の決定の厳しさは実感していましたが…

ホテルメトロポリタンのジオラマ
ホテルメトロポリタンのジオラマ

 師走に入り2回目の月曜日。日中は晴れの日が続いております。

 

 お客様から年金証書が届いた、という連絡をいただいております。

 うち、厚生年金にご加入中で、ご病気のために休職中の方がいらっしゃいます。この方の決定内容は厳しいものでした。

 診断書は2級相当の内容でした。3級か2級か、迷うようなギリギリの内容ではありません。この方が仮に無職なら、心配なく2級で決定されていたと思われます。

 しかし、結果は3級。理由は、おそらく厚生年金に加入していらっしゃるため。ただし、次回の診断書提出が1年後とされていました。これは(前回のブログにも書きましたが)、提出した診断書の内容がそれなりに重症であるため、今年1年を“様子見”期間としたのだと推測しています。

 

 現在、幸いなことにお客様のご体調は、診断書を提出した数ヵ月前よりは上向いているようでした。しかしもし、今後1ヵ月程度の間に悪化された場合は、「不服申立て(審査請求※)を考えましょう」とお伝えしております。

 ※審査請求の申立て期間には締切があります。結果を知った日の翌日から60日以内です。

 


 


2014年

11月

20日

障害年金の更新、「様子見」にご注意

隠れ家のようなカフェ【浅草茶房】
隠れ家のようなカフェ【浅草茶房】

 季節は晩秋。急に冷え込むようになりました。風邪気味でしたが、市販薬を飲み、十分な睡眠を取り治しました。

 

 お蔭様で、今月も支給決定が出ました。うちお1人の方はかなり重症で、1級になるかと思われたのですが2級でした。しかし、次の更新(「障害状態確認届」の提出日)は1年後、というところに認定医の思惑――「次回の診断書でも同様の重さなら上位等級(2級から見て1級)にしよう」――が感じられます。


 このように次の診断書の内容が前回と変わらなくても、等級が変わることがあります。様子を見るための期間を経て、審査されるのです。


 私どもの事務所で受けている電話相談でも、次のようなものがありました。

「週5日、短時間のアルバイトをしている。前回の更新のときはこのアルバイトを始めたばかりだった。3年後の今回の更新でもアルバイトを続けており、診断書の内容は前回と変わらなかった。それなのに、今回は2級から3級に級落ちし、振り込まれる年金額も減った。」

 お客様の疑問は、「診断書の内容が変わらないのに、なぜ等級が落とされたのか」ということでした。理由はおそらく、前回の更新から今回更新までが「様子見の期間」だったためです。様子を見て・アルバイトを継続できていたなら等級を下げる、・辞めていたなら等級は変えない、という認定医の意図があったのだと思われます。

 


 

 

 

2014年

10月

31日

障害年金、提出に時間がかかるとき

出雲大社でお祈り
出雲大社でお祈り

秋も深まってまいりました。

早10月も最終日。毎日飛ぶように過ぎていきます。

 

以前ご依頼のあったお客様からのご紹介も含め、弊事務所の障害年金手続きが知られてきているようです。ありがたいことです。

現在のところ、精神と肢体でそれぞれ複数件、お受けしています。

 

スムーズにいけば、ご契約いただいてから4~5ヵ月で支給決定が出ます。

しかし、さまざまな事情でこれより時間がかかる方もいらっしゃいます。ここ数ヵ月でご依頼いただいたお客様は、時間のかかる方が増えています。

時間のかかる事情とは、たとえばこんなことです。

・初めて医療機関に診てもらった日のご記憶があいまいなため、調査に時間を要した

・お医者様がお忙しく、診断書の出来上がりに2ヵ月以上かかった

・転院したばかりで、お医者様が症状を把握するため

 「数ヵ月通院してから診断書を書きます」と言われた 

 

また、請求のために添付する書類集めの段階で、いろいろな難題が降りかかりがちです(機会があればこのブログでそんなお話も書きたいと思っています)。

今も難題に立ち向かうべく、書類集めに奔走中。

カベが立ちはだかるたび、「何とかなるはず!」と頭をフル回転させ“燃える社労士”に変身しています。

 

 

 

 

 

 

2014年

9月

17日

併合認定されました!

今日、横浜スタジアムのある公園を歩いているとテレビで聞いたことのあるアナウンスが流れました。

「ただ今、ブランコ選手がバッティング練習をしております。

 ボールが場外に飛ぶことがありますので、歩行中の皆様、お気を付けください」。

“・・・もし、ボールが飛んできたら、そのまま止まってしまう”。

ボールがどんどん近づいているのを見ながら、小動物のように固まっている自分の姿が目に浮かびました。残念ながら、トロい人なんです、私。

飛んできたら当たる可能性高し!被害を被る前に逃げるに限ります。

球場壁てっぺんに視線を定め、走り、事なきを得ました。

 

さて今月も障害年金の支給決定のお知らせをいただいております!

うちお一人の方は、相談時に、確実に認定されるのは3級だというのはわかりました。

それ以上のことは、私だけの知識ではわかりかねるところでした。

 

しかし、お医者様にお会いして症状を一つ一つ伺ったところ、別の種類の診断書に症状を記入いただくことで、上位等級が狙えることが分かりました(とても協力的なお医者様で助かりました)。

そのため、部位の異なる2種類の診断書を提出しました。

結果、この方は2級で決定されたのです。

 

このような、複数の部位ごとの障害等級を組合せて等級が決定される方法は、「併合認定」といいます。

認定基準に「併合認定表」というものがあります。

組み合わせた場合、この表を基にどの等級に該当するか、ある程度目星がつくようになっています。

2014年

8月

26日

ズレを伝えるのも役目です

横浜は昨日あたりから30度に届かず、夏の暑さから解放されました。

また久しぶりの更新となりました。

 

お医者様に、診断書の漏れの記載のお願いに行きました。

お客様は働くことが難しい様子なのですが、診断書だけを見ると「労働に著しい制限がある」等級である3級の内容でした。

 

3級は、すべての業種・職種OK、フルタイムOKではなく、「制限がある」状態です。

たとえばお医者様に、「軽度の事務作業や、単純作業なら働くことができるよ」と言われた場合は、3級程度です。

 

記入漏れの部分を追加していただきながら、今回のお客様について伺いました。

私 「先生、この方、今すぐ軽度作業でも復職できるんでしょうか。」

Dr.「(即答)いえいえ!療養が必要です。」

 

良かった!

私やお客様ご自身の感じ方と、お医者様の感覚は同じでした。

それなら、“少し働ける”3級より重い等級の内容にしていただかなければなりません。

 

お医者様にお願いをしました。

このままでは3級になるので、実態に合わせた診断書である2級以上の内容にしてくださることを。

「そうなんですね、感覚の違いですね」とおっしゃいながら修正に応じてくださいました。

 

精神疾患のお客様でしたが、このようなことはとてもよくあることです。

 

2014年

7月

31日

心が繋がるとき

横浜駅 地上へ

7月2度目の更新。ギリギリ(!)7月です。

 

昨日、ご相談を受けたお客様から、印象的なお言葉をいただきました。

「心で語り合える社労士さんに会いたかったのです。お話しできて良かった」。

“心で語り合える”――なんだか、気持ちが温かくなりました。

 

まだご本人とはお会いしていません。

電話相談だけで、こんなふうに言っていただけました。

できるだけ気持ちを傾けて伺っています。

それがお客様に通じているのがわかり、嬉しくなりました。

 

やっと7月終わり。

暑い日が続きます。

皆様、お身体を大切にお過ごしください。

 

2014年

7月

26日

フルサポートです。が、・・・

伊豆海岸沿いの木

梅雨が明けた途端、酷暑の日々が続いております。

 

ここのところ、ブログの更新が滞っています。

言い訳ですが、お陰様で障害年金のお問い合わせやご依頼などをいただくことが続き、忙しくしております。

どうもありがとうございます。

 

さて本題です。

フルサポートを掲げていますが、お医者様の事情で一部できないことがあります。  

お医者様が、社労士の私と会うことを拒むケースです。

 

 

通常はお客様の診察に同席し、お医者様に診断書の作成依頼と資料のお渡しをします。しかし先述の場合、私が同席することが許されていないため、お客様またはご家族がお医者様に依頼や説明をされることとなります。

 

もちろん、お医者様にお会いできない以外の業務提供、例えば資料の作成などは私がいたします。

 

「同行ができないのなら、料金をまけてください」と言われたことがあります。

しかし、同行できない方が実は手数がかかります。

だからといって多くはいただきませんが、料金は通常と同じです。

 

上記のようなフルサポートできないケースは少ないです。

フルサポートできなくても、お客様が諦めない限りは最後まで手続きしています。

結果、これまではすべて、支給決定を受けてきております。

 

2014年

6月

27日

理解の近道は、わかりやすく伝えるイメージを持つことですね

2014年6月4日 情報ライブミヤネ屋

あと数日で7月になるというのに、今月初めてのブログです。

今月も走り続け、あっという間でした。

 

今月4日、テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に3回目の出演をさせていただきました。

昨年に続いて呼んでいただき、「私が出ちゃってホントにいいの?」という気持ちは、前回と同じ。

滅多にできない経験で、本当にありがたいことです。

 

前日に出演確定の連絡を受け(汗)、当日出演を終えるまで、分単位、秒単位で仕事をしている方々とご一緒でき、脳が活性化された感覚です。

 

宮根さんも、解説の藤村さんも、裏方のディレクターの方も、みなさん、視聴者に“わかりやすく伝える“ことを前提に知識を得ていらっしゃいます。

だから、驚くほど理解が早い!

宮根さんがリハーサルで話しながら確認する素振りを見せたとき、

「ああ、この方はこうやって話すたびに知識が定着していくのだな」と思いました。

プロのアナウンサーの方には及びませんが、私も講師の仕事をするようになってから、知識が身に付きやすくなったのを実感しています。

 

話は変わりますが、本番の時間中、宮根さんはやはりスゴイ!と感動しました。

私のあがりやすい性格をつかんで、話しやすい雰囲気づくりをしてくださったと思います。

最初にオーバーな身振りで、笑顔で語りかけてくださったので、流れに乗ることができました。

(・・・とはいうものの、リラックスとまではいかず、足はプルプル震えていましたが。)

 

もっともっと勉強していかないと。

新しい経験は刺激的ですが、いつも反省だらけです。

 

 

 

 

2014年

5月

31日

嬉しかったひとこと

 真夏のような5月最終日でした。

体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。お大事になさってください。

 

 5月を振り返ると、精神疾患の方たちの担当のお医者様とお会いする機会が続きました。

 ホッとしたのは、どの先生も、患者さん(お客様)の診察に同席しなければならない、社労士の立場に理解を示してくださったことです。

 ある先生は、私が作成した資料をご覧になり、次のようにポツンと一言おっしゃいました。

「これだけの資料を作るのは大変だよね」。

  

 それなりの経験を積まれ、誠実な仕事をされているお医者様には、私の仕事がわかるようです。

 すべてのお医者様に理解されるのが難しいことはわかっています。わかっているだけに、このような声をかけていただくと、心から嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

2014年

5月

04日

土日祝日も対応しています

伊豆城ケ崎
伊豆城ケ崎

ゴールデンウィーク後半、よく晴れています。
今年は昨日からの4連休の方が多いのだとか。

 

お問い合わせいただくとき、「平日しか相談できませんよね?」と尋ねられることがあります。

土日祝日も対応させていただいております。

事前のご予約をお願いします。

 

平日は勤めていて時間が取れない、という方のご不便さはよくわかります。

お気軽におっしゃってください。

 

2014年

4月

19日

支給決定、今月も!

癒されます

ブログ更新が久しぶりとなりました。
ここ数日は3月並みの気温で、体調管理が難しいですね。

 

今月も障害年金の支給決定が複数届きました!

うち、少々認定されにくい傷病(疼痛)の決定のご連絡を受け、心からホッといたしました。

診断書のほかに資料を添付したのですが、なかなか思うようにいかず、当初考えていた書類とは違うものを付けることになったのでした。

 

良いお知らせは、お仕事をがんばる活力源となります!

 

 

 

2014年

3月

26日

お医者様にわかっていただきたいこと

 昨日、東京と横浜では桜の開花が発表されました。待ち望んだ春が来ました。

 

 今日、お客様の診断書の受けとりのため、診察に同席しました。

 そこでお医者様とお話ししていて、あらためて感じたことがあります。

 

 医師と社労士では、目指すものが違うので、主張が矛盾するのは当然なのです。

どちらも、お客様のために真剣に働いています。

 が、医師は、障害年金に頼らず社会復帰することを目指します。一方、私たち社労士は、現時点での、ご病気による支障について手続きをします。

 

 未来の快復を期待する医師と、今を見て働く社労士。

 

 障害年金は生活保障です。

 今現在、お客様が生活していくことを考えると、社労士の立場も分かっていただきたいと思うのは、叶わない願いでしょうか。

 

 

2014年

3月

12日

障害年金の支給決定、続々!

春・入学式 姪の写真から描いたもの

 桜の開花予想も出されるようになってきました。
春は新しい何かの出会いがありそうで、好きな季節です。

 

 先月、先週、今週と「障害年金の支給が決定しました」というお客様からのご連絡が、続々届いております。本当にうれしく、ホッといたします。

 

 きっと、今後何件手続きしようとも、決定されるまでのドキドキ感はなくならないのでしょう。ご病気や症状、担当のお医者様はお1人お1人違うので、私にとっては、毎回新鮮です。お客様にとっては、まさにオーダーメイドの手続き、といえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年

3月

05日

プロとして自覚している必要なこと

以前描いた「水先案内人」のイラスト

 今日は1日中雨。雨にけぶる横浜港を見てきました。

 

 老齢年金の請求手続きばかりしていた頃、先輩の社労士たちから、こんなふうに聞いていました。

「障害年金の請求の代行は受けない方が良いよ。

 お医者さんによって診断書の内容に差がありすぎて、

 支給決定を受けるのが難しいから」。

 

 しかし、障害年金の手続きで成功事例をたくさん持っている、別の先輩から話を聞いてみると、不支給になるにはそれなりの理由があることがわかりました。事前のチェックポイントを知らないで、"手"を加えないまま請求すると不支給になったり、実態より低い等級になったり、また本当は遡及の受けとり(最大過去5年分を受給すること)ができたのに、し損なったりしているのです。

 

 "手"は、ワザに言い換えられます。

 

 先日受けたケースで私が使ったワザの例です。お客様が過去に受診し、現在は受診していないクリニックに、当初「書けない」と断られていた診断書の作成を依頼することができました。

 このクリニックについてお客様から聞いていたのは、次の内容でした。

「問い合わせたところ、当時は障害年金が受けられるほど重症ではなかったですよね、と言われています。本当は重かったのに・・・」。

 

 "診断書は書けない"、"重症ではなかった"、と判断しているのは、クリニックの何方なのでしょう。これがはっきりしませんでした。

 

 真相を確認するため、あらためて私から問い合わせをしました。すると、年配の男性が、お客様が話されたことと同じ内容で応えてくれました。年配の男性、いくつか散りばめられた医学的な用語・・・、話し手は熟練の医師だ、と勝手に思いました。医師が判断したなら仕方ない、と諦めかけましたが、念のため確認しました。

 私 「お医者様ですね。」

 男性「いえ、私、事務の者です。」

 

 これを聞き、"ああ良かった、それならまだ、診断書を作成してもらえる可能性がある!"と、もう少し食い下がりました。

 いくつかのやり取りの後、事務の男性は、医師との面談を検討することを約束してくれました。結果として面談は実現し、診断書は無事作成されたのです。

 

 大切なのは、ワザと熱意。諦めないで熱意を伝えることも、この仕事では必要だと感じています。

 事務の男性は、私が真剣であることを電話口で感じてくれ、これまでの問い合わせとは違う反応をしてくれました。

 

 いつも真剣勝負です。お客様の代理人として、お客様に成り代わっているのですから。

 

 

2014年

2月

26日

初めから専門家に。それが近道!

横浜スカイビルからの風景

 梅も咲き、肌を刺すような冷気は和らいできました。

 

 今日も障害年金のお問い合わせがきました。

 ご相談の2件は、不支給になったり、等級が実態より低かったり(伺った内容から判断した私見です)したため、今後の手続き方法(「不服申立て」)についての確認でした。

 お2人とも、ネットなどで調べながら、ご自身で手続きをされたとのこと。

 

 最近は、ネットでも障害年金の手続き情報が簡単に手に入るようになりました。そのため、私たちのような専門家に依頼されなくともご自身で手続きしやすい環境ではあります。

 「ネットで知識を得、年金事務所や役所に相談したら自分でもできた」、という方も増えているようです。

 

 しかし。ご病気によっては、ネットでは載っていないことはもちろん、年金事務所や役所の職員が詳しい手続き方法を知らないケースもあります。

 

 年金事務所の職員が、日々研鑽を積んでいるのは私も以前勤務していたことがある(街角の年金相談センターですが)ので知っています。が、職員は障害年金の書類受付のチェック方法は教えられていても、内容については審査する権限はありません。

 また、職員には社労士の資格を持つ人もいますが、お客様に依頼され、障害年金の書類作成をした経験がない人が多いと感じます。障害年金の研究に熱心な一握りの職員は別ですが、自分で書類作成をした経験がないと、どのように記入したら支給されやすいのかなど、特に注意を向けないし実感が湧きにくいのです。

 

 職員にとっては、当たり前ですが、障害年金の請求受付も業務の1つ。障害年金は書類の内容によって、支給・不支給が決まります。つまり、書類の作成に大変な慎重さを必要とします。

 しかし、業務としては、障害年金も老齢・遺族年金と同じで並列扱いになります。老齢・遺族年金が、よほどのことがない限り、確実に支給される年金であるにも関わらず、です。

 

 不支給の決定を受けると、「不服申立て」(「審査請求」と「再審査請求」。以下同じ)という制度があります。が、「不服申立て」で最初の決定を覆すのはそれほど容易ではありません。年金機構の下した不支給という決定に反論するために、客観的な証拠書類をそろえます。多くのケースで、初回の請求手続きよりも何倍も手間がかかるのを覚悟しなければなりません。 

 

 初回の請求手続きで慎重過ぎることはないと思います。初回で支給決定を受けることは、とても重要です。一般の方には、このことをぜひ知ってほしいです。

 

 少しでも難しい手続きだと感じられたら、初めから専門家に依頼されるのが、支給決定を受ける近道になることを申し上げます。

2014年

2月

20日

学校の先生(教諭)もうつ病で障害年金、受けられます

雪って横に積もるんです
2014年2月14日午後8時30頃 

 久しぶりのブログ更新となりました。2度の大雪に見舞われましたね。2月の前半は横浜もひととき、雪国のようでした。

 

 うつ病の方のケースから、気付いたことを。これまで何人か、学校の先生のうつ病の請求をさせていただいてきました。

 

 ご依頼をいただいた方は、インターネットに馴染みがなく、「障害年金など聞いたこともない」、と仰る方ばかりでした。

 

 病気の性質のためなのでしょうが、新しい情報が入りにくいのでしょう。重症の場合、パソコン画面を見るのが疲れるからネットはできない、という方もいらっしゃいます。

 また、ご職業上、仕事に関係ない情報に触れなくとも支障ないのかもしれません。結果、閉ざされた生活を無意識に選んでしまっているようです。

 

 その方は、小学校の先生でした。40代で発症し、定年まであと2年を残して退職。私のところにお越しになったときは、退職した直後でした。ご相談内容は、「60歳から受けとれる年金を、58歳の今から受けとれませんか」、というものでした。

 

 障害年金については、まったくご存知ではありませんでした。しかし、ご加入の公立学校共済でも、もちろん障害年金の制度はあるので、手続きをさせていただきました。

 ご退職直後は、収入がなくなり自己同一性の喪失までも感じられていたようで、不安なご様子でした。しかし障害年金の決定によって、比較的高い額の年金(障害等級は2級でした)が振り込まれるようになりました。

 

 ほかの学校の先生のケースもそうだったのですが、実は少々惜しいと感じました。過去分が時効にかかってしまい、年金が受けとれない期間があるのです。この方の場合は40代で発症されたのですが、請求できたのは時効の関係で5年分でした。もっと早く請求されていたなら、お勤め中から一部が受給できた※のです。

 ※障害共済年金2級の場合、お勤め中は一部の支給が停止されます。

 

 気力が湧きにくいご病気であるにもかかわらず、障害年金の請求という、新しい事象に向かわれたお客様。期待された結果が得られたことで、表情が少し変わっていました。初回面談時は虚ろだった眼に少し力が感じられるようになったのが印象に残っています。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年

1月

30日

テンションを高めて臨むお仕事

 関東では3月の気温になる日も出てきました。来週はまた寒波が来るようですのでご用心を。

 

 講師のお仕事をひと月に2度ほどしています。

 講師は、いかに聴き手の方々を惹きつけるオーラを出せるかが勝負だと思っています。ところが私、普段の性格はテンションが高いほうではありません。そのため、講師のお仕事の2日前から別人格になるべく準備します。気持ちを明るく、元気よく高めていきます。

 

 数ヶ月前、あることを試しました。テンションを上げて講師の仕事の前日に昔の友人に会い、騒ぎました。その気分の高まりのまま、より良い講義ができると思っていたのです。しかし、大失敗!

 友人たちと会ったことで、気力をほぼ使い果たしてしまいました。講師仕事の当日、いつもなら滑らかに説明できるところがカミカミです。機転も利かないのです。

 

 この一件があってから、前日には気力を蓄えておくように気をつけています。

教訓:テンションを上げるには、よく食べ、よく眠ること!

 

 

 

 

2014年

1月

19日

仕事を立体的にご説明

寒い夜はアンコウ鍋であったまりましょ!

 2014年初めてのブログです。

 お陰さまで年末から引き続き、新規のお客様からの電話やメールのお問い合わせが続いております。

どうもありがとうございます。

 

 さて先日、ある交流会で異業種の方からこんなご質問を受けました。

 

「『障害年金の手続き』って、書類の作成に長けているだけなんでしょ?」

 

 確かに。社労士によっては実際、“障害年金はペーパーベースの仕事”、と割り切って仕事をしている場合も見受けられます。

 

 もちろん書類の作成も大切ですが、より深み・厚みをもった仕事を提供したい、というのが私の主義です。

 

【少し幸せになっていただくこと】

 せっかく繋がれたお客様とのご縁。私と会ってくださったことが「良い出来事」であってほしいです。さらに欲を言えば、お客様が今より少し、明るい将来をイメージできるようになっていただきたい。そのお手伝いをしたいのです。

 

【医師とのやりとり】

 医師が障害年金を請求しなければならないお客様のご事情をご存知ないため、診断書の作成がなされないなど、手続きの前にカベが立ちはだかることがあります。そんなとき、当事者(お客様)でなく第三者(社労士)が間に入った方がお話がスムーズになる事例をいくつも経験してまいりました。

 

【徹底的な聴取】

 お客様・ご本人の気持ちになり、気迫ある文章を作成していると自負しています。納得できる申立書を作成するためなら、何時間でも聞き取りをさせていただいております。

 

 ご相談にお越しになるほとんどの方は、人生を賭けるような、祈るようなお気持ちでいらっしゃいます。襟を正し、それぞれに貴いお客様の人生のエピソードを拝聴するうち、私自身が変わってきました。以前は気付かなかった、他者との交流の妨げになる自分の心の持ちように向き合えるようになってきました。

 

 道は必ず拓けるはず。2014年も、熱い気持ちと冷静なアタマで闘い続けます!

 

 

 

2013年

12月

21日

2013年の振り返り

横浜ベイクオーターのクリスマスツリー

3連休の初日。
仕事で都内に出かけていました。普段の休日より人出が多く、年の瀬を感じました。

 

振り返ると、手ごたえを感じた年でした。

今年で3年目、という業務がいくつかありました。

1年目は手探り、2年目も模索しながら無我夢中。今年は、荒削りながら少しだけ、自分のスタイルが掴めたように感じます。

 

求め続けていれば、見たことのない景色が広がるはずーーそんな期待をもって、これからも仕事に向き合っていきたいです。

今いただけている、すべてのお仕事が大好きです。感謝!!

 

 

2013年

12月

10日

初診日が違っていた事件発生、対応中

函館の夜景

 

あまりに月日の過ぎるのは早く・・・。今さらですが、11月の振り返りは11月から現在も進行中の事案についての考察です。

 

ご依頼を受けている障害年金で、信じられないことが起こりました。

ある医療機関が証明した初診日が、誤っていることが判明したのです。

それは、年金機構からの問合せに対応すべく、資料を揃えている最中に発覚しました。

 

  問題の医療機関から、より詳細な資料を取り寄せたところ、初診日とされていた日より前に、受診日の記載があることに気付きました。請求する疾病と関連がある症状での受診でした。

 

「こちらの医療機関のコンピュータ上では、すべての受診日が把握しにくい仕様になっていたので」、などと説明を受けました。しかし、それは医療機関側の事情であり、証明を請求したお客様には関係のないことです。お客様の要望に合わない仕様であることがわかった上で、対応をすべきでした。ひと手間の確認作業が完全に抜け落ちています。

 

たまたま、年金機構からの問合せに対応するため、通常では必要のない書類を取り寄せたからこそ、判明しました。こちらが気付かなければ、誤った初診日のままだったでしょう。

 

この判明は、現在滞っている認定作業に、影響が少なくないのではないかと推測しています。確認された新たな初診日の受診内容が、受診歴のスタートとして、医学的にしっくりくる様子なのです。認定のポイントになるかもしれない内容だと感じました

 

 このブログでも書いてきた通り、初診日は障害年金を請求する際、たいへん重要なものです。障害年金の要件、金額のすべての基準になる日だからです。

 

  これまで、医療機関の作成する証明日に誤りがあろうなどと思ったことは、1度もありませんでした。かし、今後は、ご本人のご記憶との違いがあるなど、少しでもおかしいと感じたら、詳しく調査をしなければなりません。

 

2013年

11月

22日

仕事ごころにも潤いを

真っ青な空にななかまどの赤が映えました

 11月も残すところ今日を入れても10日足らず。毎日が飛ぶように過ぎていっております。

 

 なんだか気持ちが昂ってばかりの一日でした。

 

 私はお客様の代理人として動くことが多いです。ご依頼の経緯を伺うと、悩みを抱え続けてこられたお客様のお気持ちが慮られ、同時に責任の重さも感じます。

 

 仕事で関わる一部の人に物申したいことがあり、きつい口調で捲し立ててしまいました。昨日あたりから、いろいろな機関で「え?」と思う対応をされすぎました。そのためか、今日は爆発してしまったんです、私。

 

 ベルトコンベアーに乗せられたモノに見えるのでしょうか、まるで“こなす仕事の一つ”とでもいうような無機質な対応をされることが多すぎます。

 

 提出された書類には、一人の人間の人生や思いがあることを想像していただけると嬉しいのですが…。気持ちの潤いが足りないのでしょうか。(かくいう私も?我が振りも直します。)

2013年

11月

08日

期待を超えるサービス提供を! (10月を振り返りつつ)

お豆腐入りの白玉団子でした 甘ーい!

今日は立冬です。まだ10月の振り返り記事を作成していなかったことに気付き、慌てています。

11月半ば近いですもんね。

 

毎年のことですが、秋にご依頼件数が伸びます。

電話相談や面談のご依頼が、10月から増えてきました。

 

私どもの事務所に相談することを決められた、その心を動かしたものは、一体なんだったのだろう、と気になります。

で、実際お越しになった方に伺うことがあります。

 

すると、次のような答えをいただいてきました。

●夫婦で経営しているので安心したから

●(私たちの)職歴がお客様と似ていて、親近感を覚えたから

●年金相談・手続き3,000件のプロだったから

●障害年金の決定がほぼ100パーセントだったから

●電話の無料相談で、話しやすかったから

などなど。

どうもありがとうございます。

 

話すことでの自己表現があまり得意ではないため、ホームページで自己紹介を目いっぱいさせていただいております。

 

この人なら仕事を確実にやり遂げてくれる、という期待をお持ちになって私どもにご依頼くださり、お金を支払ってくださる、その重さとありがたさ。

 

期待を超えたサービス提供をしたい、といつも考えています。

「頼んでよかった、お金を払う価値があった」、と感じていただける内容で、お客様も私どももお互いに幸せになれる関係を目指しております!

 

 

 

2013年

10月

24日

「診断書」より軽い症状を表す             「病歴・就労状況等申立書」を提出すると

病歴・就労状況等申立書 病歴状況申立書

台風が近づいております。

こちらのブログ、毎度ながら久しぶりの更新となりました。

 

障害年金が受けられる程度の症状にもかかわらず、不支給になるケースでは、「診断書」に問題があることが多い、とこのブログに書いてきました。

しかし、そうでないケースもなかにはあります。

 

「病歴・就労状況等申立書」(または「病歴状況申立書」、以下「申立書」とします)は、ご本人か代理人が作成するものです。

 

私どものような専門家でない、たとえばご本人やそのご家族が「申立書」を作成される場合、「診断書」と「申立書」に矛盾がないか、慎重なチェックが必要です。

ときに「申立書」の内容が、医師が作成してくれた「診断書」より軽い症状になっていることがあります。

 

「診断書」だけ見れば、受給できる重い症状なのに、「申立書」がそれを打ち消すような内容になっていると、不支給になることは十分あり得ます。

 

 

 

 

 

2013年

10月

07日

9月の振り返り               ~メンタルヘルスセミナー受講を終えて~

本日晴天 事務所から見える京浜東北線

関東地方は1週間ごと、秋と晩夏の気候を繰り返しています。

 

4月から受講していたメンタルヘルスとその周辺の法律に関するセミナーの受講を終えました。

 

この講座を受けようと思ったのには、日頃の仕事から感じられる理由がありました。

働くことで過剰なストレスを感じ、精神的な病を発症する人が多いことです。

 

私傷病として請求する障害年金なら年金事務所へ提出するだけで終了です。

しかし、過重労働やパワハラなどが原因の精神疾患の場合は、証明できれば発症の原因が業務上と認められることもあり、労災での請求を模索することもあります。

(厚生労働省 H23年12月認定基準

「精神障害での労災認定」

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/dl/040325-15.pdf

 

傷病を発症した原因はお客様ごと、さまざまです。

会社の対応、あるいはご本人の物事のとらえ方が違っていたら、精神疾患の発症を防げたのではないか、という事例もあります。

 

 講座では、労災や訴訟との関係、精神医学など、精神疾患の周辺の法や制度について一通り学べました。

すぐに実践で役立つような知識ばかり。このような機会を得られたこと、とても有難く思います。

 

微力なのはわかっています。

それでも、少しでもストレスフルな社会に貢献できるような相談スキルを磨くべく、鍛練してまいります!

 

 

 

 

2013年

9月

23日

ビジネスライクにはできない

次のまんまるお月見は8年後とか

 関東地方は、今週あたりから最高気温が25度に届かない日も出てくる予報です。こんな日々を待っていました。この夏は苦しいくらいの暑さでしたから。

 今月も障害年金の支給決定が出ています。お役目を果たせた、とホッとしております。

 

 お陰さまで、慎重に丁寧に手続きを進めている成果が継続して出ています。障害年金の請求手続きでは、過去1件のご依頼以外は、すべて支給決定を受けています。不支給だった1件は、ご相談を受けた初日に可能性が低いことを告げ、ご本人納得の上で請求したものでした。

 

 請求の手続きで最も重視していることは、お客様との信頼関係を作ることです。お客様に寄り添う気持ちをもちつつ、年金請求には無関係かもしれないお話もたくさん伺います。

 そんな中で、ふと気付くことがあるのです。お客様は気付いていらっしゃらないけれど、ご病気のために実は支障が生じている出来事のいくつかに。それらを客観的な言葉で『病歴状況申立書』などに落とし込みます。

 

 客観的な視点が入ることで、ご本人が作成されるよりもずっと、生活のしづらさがリアルに感じられる文章になっているはず(!)と自負しています。

 

 

 

 

 

2013年

9月

08日

再審査請求・公開審理で

審査請求・再審査請求についてわかる本です

 気温が30度を下回る日も出てきました。

8月の振り返りを。

 

 大きな仕事の1つは、障害年金の再審査請求・公開審理に代理人として出席してきたことです。

 思いがけず、傍聴席に友人の社労士がいたことで緊張がほぐれました。お陰さまで事前に準備した内容を、練習通りに話せました。

 

 前日に作成した意見文書は、我ながら辛辣なものだと感じました。これでは委員や参与の方たちの心証が悪くなると感じ、直前に伝聞の様式にしました。主語は私ではなく第三者にし、「…と聞いた」という言い回しにしたのです。内容は変わらず厳しいことを主張しているのですが、少しは柔らかな印象になったと思います。

 

 参与の2名の方から、年金機構側の医師に向けて質問が出、こちらに好意的な意見を述べてくださいました。

 

 ただ、このような意見が出ても、数カ月後に下される決定にそれが大きく働くことはありません。公開審理でこちらに共感してくださった参与が多くても、法律とすり合わせて客観的に審査され、「棄却」となることも多いのです。ここ数年では、請求人の主張が認められる「容認」の割合は、裁決数の5~6%です。

データはこちら☞http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/shinsa/syakai/03-01-02.html

 

 今回は、依頼の方のご病気について、とても協力的な担当医の方に多大なご助言をいただきました。この方からレクチャーを受け、過去に受診した医師から意見書を取り寄せ、医学書をひっくり返して何度も読み直し…などなど、やるだけのことはやりました。

 

 祈るしかありません。どうか、結果に結び付きますように!

 


 

 

 

 

2013年

8月

28日

「うつ病」と「うつ状態」

不眠が2週間以上続くのが「うつ病」判断の目安

 「うつ病」と「うつ状態」は、似ていますが違います。特に、障害年金の対象になる傷病になるかどうかの基準で考えると、「うつ病」は○、「うつ状態」は×です。

 

 どちらも憂うつ、気力がでない、などの症状は同じですが、「うつ状態」は休息を取ったり、ストレスの原因を除けば健康な状態に戻る一過性のものです。

 一方、「うつ病」は脳の中の物質――幸福を感じたり、ワクワクしたり、気力がでたりするもの――が出にくくなる状態で、脳の病気です。

 

 ただし休職中、会社に提出した診断書に「うつ状態」と記載されている場合は、担当医に確認してみてください。本当は「うつ病」ですが、医師が復職を前提に考えたとき、会社向けに気を遣っていることがあります。より軽度の病名をあえて選び、「うつ状態」と記入してくれていることがあるようです。

2013年

8月

24日

現場の話を伝えています

 横浜は宵の入りのほんのひと時、バケツをひっくり返したような雨が降りました。おかげで気温が下がり過ごしやすいです。

 一昨日、今日と1日セミナーの講師をしていました。

 もともと人前で話すのは得意なほうではないのですが、仕事です。ご依頼があれば、たとえ苦手であっても最善を尽くすようにはしています。

 

 自分が受講者だったら、どんなセミナーを受けたいかを考えます。レジュメやテキスト通りのセミナーも勉強になるのですが、せっかくなので、その世界の現場の話を覗いてみたいんですよね。文字では理解できない事柄も、臨場感あるやり取りを聞かせてもらうと、イメージでき腹に落ちます。

 

 年金テーマのセミナーで、一般の方へのインパクトが強いものは障害年金の話です。意外に身近な病気も、この制度の対象になることに皆さん一様に驚かれます。

 

 障害年金もまた一部の遺族年金も、保険料の納付状況が審査されることをご存知ない方が多いです。未納付があったために受給できなかった、ということも実際あります。

今日も、「だから、自分も障害年金を受ける立場になるかもしれない、という意識を持てば、保険料の未納はできませんよね、せめて免除か猶予の制度を使ってくださいね」とお話ししてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年

8月

06日

書類の仕掛け作りも私の役目          ~7月の振り返り~

 最高気温が30度ないので過ごしやすさを期待し、でも高い湿度に期待を裏切られてしまうこの頃です。皆さま、熱中症にお気を付けください。

 さて、7月の振り返りを。

  

 社会保険審査会の傍聴に行ってきました。

 印象に残ったのは、精神疾患の方が勤務している場合について争うケースが多かったことでした。ご病気のために短時間の勤務をしていても、それが障害年金での障害の状態にあてはまらない、と判断されたケースばかりでした。

 

 認定基準では、働いていても『その療養状況を考慮し、その仕事の種類、内容、従事している期間、就労状況及びそれらによる影響も参考とする』とされ、働いていると必ず“障害状態ではない”、と判断されるわけではありません。

 

 審査会ではすぐに結論が出ないので、はっきり言えませんが、推測するに、審議された事例のいくつかは、就労について適切に記載されていれば、障害認定されるものもあったのでしょう。

 

 見学による収穫がありました。『診断書』や『病歴・就労状況等申立書』の書き方、あるいは添付書類で工夫すべき点が見えましたから。

 

 年金機構は、ツッコミどころがないパターン化された内容なら、そのまま慣例的な判断をします。そこをいかに、「おっ!?」と注目させ、考えて判断してもらうか。

 

 公開審理(再審査請求)に行き着く前に、最初の提出書類を元に年金機構に考えていただきたい。考え抜いた末の決定書類を受けられるよう、書類の仕掛け作りをしていきたい、とあらためて思いました。

2013年

7月

28日

ご注意!「障害状態確認届」も                書類審査のみです

ゲリラ豪雨に気をつけてくださいね

 以前、障害年金の請求手続きのご依頼を受けたお客様と数年ぶりにお会いすることが続いています。障害年金の更新書類である「障害状態確認届」(以下「確認届」)の手続きのご依頼が続いているためです。

 障害年金は、症状が固定しているなどの理由で診断書の提出が要らない“永久認定”でない限り、数年ごとに診断書の提出をすることになります。

 

 今回ご依頼を受けたお客様は、数年前の初めての請求時と現在とで、ご病気の状態はほとんど変わっていません。

 しかし、大きく変わったことがありました。今年になってから治療方針が変更になったのです。これに伴い担当医が変わりました。

 

 担当医の変更は適正な診断書が作成されにくい状況のひとつです。そのため、慎重に準備しました。担当医の方にもお会いし、障害年金の記入内容によって支給が継続されるかどうかが決まることや、伺っていたご本人の自覚症状などを伝えました。

 

 しっかり伝わったと思っていました。が、・・・。

 

 出来上がった診断書を見て仰天(!)しました。残念ながら、担当の先生はお忙しかったのか、私の説明は記憶に残っていらっしゃらなかったようです。

 

 一見お元気そうに見えるお客様の外見のイメージからなのか、とても軽く記入されていました。そして、所見欄も空白だったため、チェックの入った内容だけで審査されてしまうところでした。客観的に考えても、軽症で記載されることは考えにくいご病状であるにも関わらず、です。

 

 伺えば、お客様と担当医の方とのお付き合いは、つい最近始まったのだそうです。前の担当医から引き継がれたカルテの読み込みも、不十分だったようすでした。

 

 今回のお客様のように、明らかに症状が変わっていない方でも、そこは障害年金。所見欄などに病状の詳細の記入がなければ、読み手(年金機構の審査をする医師)は、内容が軽症であることに矛盾を感じないでしょう。結果、年金機構から担当医への照会の連絡もないまま支給停止で決定されたと思われます。書類審査ですから。

 

 実態と違う診断書を受けたままで提出するわけにはいきません。再び担当医の方にお会いし、記入内容の見直しをお願いできないか、ご本人のふだんの生活の様子を説明しながらお話ししました。

 

 なんとか、前回と同じ内容の診断書が出来上がりました。さらに万全を期すため、内容を補完する書類を私の方で作り、「確認届」に添付し提出することにしています。

 あらためて“障害年金手続きは怖い“、と感じた出来事でした。お客様や私がいくら慎重にやっていても、担当医の方の思いや考えが入り込むので、一筋縄ではいきません。

2013年

7月

22日

自分の病状は客観視しにくい

休日の東京駅

 障害年金の請求をする際、提出する書類で重要なものは2つあります。1つは、医師が作成する『診断書』。もう1つは、『病歴・就労状況等申立書』(初診日が国民年金の場合、『病歴状況申立書』)です。これは、ご本人やご家族など代理人が作成することもできます。

 

 私が代行請求を依頼される場合、請求される方から詳しいご病状を伺い、これら書類を私のほうで作成します。お話を伺うなかで、受給できる症状でもご本人が障害年金を請求すると、ときに不支給になってしまう理由がなんとなくわかりました。そのパターンは3つあります。

 

【パターン1:病気と関係ない部分を強調しすぎる①】

 多くの人は、自分が病気を患い、ましてや障害年金を受けるほど重症になるなど思いもよらないと思います。そのためか、病気の症状について、ご自分がショックをうけた、病気の主な症状とは違う部分をことさらに強調される場合があります。

 たとえば、治療の経過で使われた薬が合わず、副作用が表れた場合。こちらがその病気の治療について知識を持っていないと、副作用で表れた症状が、病気によるものだと勘違いしそうになることがあります。

 その症状は治療の過程で表れた一過性のものなのか、それとも治療しても表れる病気によるものなのか、見極めます。その上で、生活のしづらさを読み手に訴える文章を練ります。

 

【パターン2:病気と関係のない部分を強調しすぎる②】

 周囲の無理解を嘆いたり、逆に闘争的になったり、あるいは金銭の窮状を訴えたり、という方がいらっしゃいます。多くは病状とは関係のない内容です。

 『病歴…申立書』にこのようなことを記載しても、障害年金の審査を行う医師に、病気とは無関係の内容として伝わらないと思われます。

 

【パターン3:病気が日常になり訴えない】

 ご病気が長きにわたっている場合、ご本人にとっては、病状とともに生活することは日常になっています。そのため、「ご病気のために困っていることや暮らしにくいことはありますか?」と尋ねても、重要なご病状を些細なことのように語られたり、重要性に気付かず、お話しにさえならないことがあったりします。

 このような場合、ご本人が『病歴…申立書』を作成されたら、大したことのない症状として記されることもないかもしれません。訴える力をもたない文章になってしまうと思われます。

2013年

7月

08日

イメージを形にする仕事                  ~6月の振り返り~

6月、大切な方へのプレゼント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関東地方は、高温注意報とともに梅雨が明けました。

遅まきながら(毎度使ってます、このフレーズ)6月の振り返りを。

社労士ってやってみると、実にいろいろな仕事が経験できます。“来る仕事拒まず”、の姿勢でいるためもありますが。

 

6月は次のような仕事を順にしていました。

●障害年金相談、請求手続き(複数回)

●金融機関の職員向け年金セミナー講師

●雑誌の執筆

●金融機関の年金相談・相談員(複数回)

●テレビ出演

●社労士向けの年金セミナー講師

●FP向け年金セミナー講師

●メルマガの執筆

 

子供のころ、あまり勉強に関係のない分野で褒められることが多かったです。

絵を描いたり、字を書いたり、演じたり・・・。頭の中にあるイメージを形あるものにする作業が好きでした。

しかし、それでプロを目指したわけでもなく、仕事でそれらが役に立ったと感じたことは特にありません。

それが、社労士業に打ち込むようになり、役に立っています。

 

まだまだ鍛えがいのある脳ですが、好きなことをしているうちに身についた“脳の使い方のクセ”(といって良いのかわかりませんが)が仕事に活きているのを感じます。幸せです。

 

 

 

2013年

6月

22日

新しい気づき                   ~「情報ライブ ミヤネ屋」出演から得たこと~

情報ライブ ミヤネ屋 2013年6月13日 年金特集第8弾
左から MC宮根誠司さん 私 同志社大学の橘木俊詔教授 

「講師をするときの話し方や内容を、もっと工夫しなければ」と省みる経験でした。

 

宮根さんも裏方の番組スタッフの方がたも、本当によく年金を勉強されていました。わかりやすく解説するためには、勉強せざるを得ないということでしょう。また、年金情報を商材として捉える感覚、これは真似をしたいです。

 

年金情報がテレビ局にとって良い商材であるのは、視聴率が取れるからです。視聴率のために、一般の人の感情に訴える内容に着目し、心に突き刺さる言葉を選んで伝えていきます。

 

専門家としての立場では、感情に訴える方法をもっと取り入れたいです。感情に訴えつつ、結果的には理性的に判断してもらう伝え方を考えないと、危険だと感じたからです。世論が感情に流され年金改革案の選択を誤るとしたら、日本の未来はありません。それくらい、年金は大切な制度です。

 

・・・と文章を作りつつ、どんなふうにしたら良いのか具体的にわからず、ぼんやりしています。これから学ぶ課題です。これまで、知識があって実務ができれば、それで完結していると思ってきました。が、専門家として「世論が誤った方向に進まないための伝え方」も、私たち社労士が学ぶ技術だったことに、私は今さらながら気付きました。でも、きっと遅くはないですよね!

 

出演にあたり、今回もたくさんの方から応援メッセージや、感想をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 

 

 

2013年

6月

12日

「情報ライブ ミヤネ屋」に              再出演決定!

またまた信じられません。

再び、テレビに出演させていただくことになりました。有難いことです。

 

★「情報ライブ ミヤネ屋」年金特集 

 6月13日(木)14:30~14:50(予定)★

 

このブログをご覧になった方、応援してくださると力になります!!

2013年

6月

03日

「ミヤネ屋」で年金の話をしてきました          ~5月の振り返り~

2013年5月23日ミヤネ屋出演

例年より早い梅雨入りをしたはずですが。今後1週間の横浜は、気温高く晴れの日が多そうです。個人的には晴れの方が好きですが、雨不足になりませんように。

 

5月の振り返りを。

 

一番はやはり、テレビに出たことです。

出演が2日後の話にも関わらず引き受けたのは、「台本があるから大丈夫です」、という甘い言葉を信じたからでした。

しかし、当たり前ですが、世の中そんなに甘くなかったです。

当日、大阪のテレビ局に着いてから渡された台本の数ヵ所には、「相川:答える」。

一瞬気が遠くなりました。

が、弱っている場合ではありません。司会の宮根さんは、難解な年金制度を視聴者にわかりやすく解説できるよう、台本をカンペキに暗記していらっしゃいました。そして、ご自身の疑問を確認するかのように、リハーサルから鋭いツッコミ(台本にない内容!)を飛ばします。その気迫に圧倒されました。

さらに、良い番組を作りたいという思いが、スタジオの空気から感じられました。年金の専門家として呼ばれている私、その一員として“腹をくくってやるしかない!”と気持ちにスイッチが入りました。スタジオの空気に染まったようです。

 

そして本番。

宮根さん、素晴らしかったです。生放送、時間との戦いのなか、CM中も残りの時間を確認し、話す内容をその都度組み立て直していらっしゃいました。横顔はまさに闘う人。仕事の厳しさをご存知のプロでした。

 

私自身の感想は、できるだけわかりやすい言葉で、短く説明するように努めました。が、言い直しができないことで悔む場面も。もともと口調が早い方ではないので、テレビ向きではないのかもしれません。

 

ありがたかったのは、本番前にお話しした方たちが皆、優しく温かかったことです。おかげで、余計な緊張がいつの間にかなくなっていました。

 

未知の世界だった、生放送の現場に立ち会えました。毎日、真剣勝負の方たちと同じ空間を共有できたこと、また宝物の経験が増えました。

(応援してくださった方がた、どうもありがとうございました。お騒がせしました。)

2013年

5月

21日

テレビ出演決定                              5月23日(木)情報ライブミヤネ屋                 (まさか!?ホントです)

読売テレビから連絡があったのは、今日午後です。出演は明後日。

 

日本テレビ(関西では読売テレビ)の「情報ライブ ミヤネ屋」の年金特集・第7弾に年金の専門家として出演することになりました。特集の時間は14:20~15:30くらいとのこと。

 

テレビ局には何のツテもありません。テレビに出ることなど思ってもみませんでした。担当ディレクターの方が、昨年出版した私の本を読んでくださったのだそうです。うれしいです。こんな反応があるなんて。

 

このようなご縁を引き寄せてくださったのは、実は友人だと信じています。数日前、1年ぶりに連絡を取った友人は、出雲大社に行ってきたばかり。きっと良い運気が、彼女のメールを通じて私にも届いたのだと思います。

 

このブログをご覧になったらどうか、応援してください。落ち着いてわかりやすく解説できるよう、がんばってまいります!

2013年

5月

06日

仕事に情を持って ~4月の振り返り~

事務所ビル前に咲いたつつじ
事務所ビル前に咲いたつつじ

ゴールデンウィークも最終日になりました。4月の振り返りを。

 

仕事中、他の社員を気遣うと「効率的じゃないよ」、「無駄な時間をかけたね」と言われた会社員時代。15年ほど前の自分の仕事の仕方を、2人の方とお話ししてふと思い出しました。

 

1人は15年ぶりに仕事でご一緒した、会社員時代の同僚である先輩です。

当時、部署が違うため先輩のお仕事ぶりはわかりませんでした。が、今回ご一緒して、会社員時代は評価されなかったかもしれない、気配りがお仕事に活きているのを知りました。

現在の先輩は、個人事業主に近い職種に就いています。筆文字の挨拶状や相手が喜びそうな情報提供など、お客様を思いやるさりげない心配りが功を奏しているようでした。

 

もう1人。セミナーで知り合った女性は、社内で情に厚い性格を活かすことができました。数年前、メンタル疾患に罹った社員への対策室の立ち上げメンバーとなり、細やかな心配りで対応、社員と信頼関係を結び成果をあげられたのでした。

 

私の15年前の会社員時代は、成果主義全盛のころ。すぐに成果に結びつかないコミュニケーションーー長期病欠している社員へのお見舞いの手紙書きや、退職していく社員への聞き取りなどーーに時間を割いても、まったく評価されませんでした。

 

時は移りました。うつ病の社員がいることが珍しくなくなり、“心の時代“と言われている今、私は自分の感情を思い切り込めて仕事をしています。が、それは、かつて同僚や上司に言われたように、「無駄」にも「非効率」にもなっていません。

 

時代の変化と社会保険労務士を自営でしていること、どちらも気持ちを込めた仕事をしやすくなった理由でしょうか。

自分らしくいられ、気持ちを込めた分、結果になる仕事に就けていることに幸せを感じています。

2013年

4月

29日

診断書、理由なき作成拒否はできない

このホームページには、どのような検索ワードで辿りついたかわかる、アクセス解析機能がついています。ときどき「障害年金 診断書 書いてくれない」でこのページにヒットするケースがあります。

診断書の作成依頼は、医師は理由がなければ断れません。根拠は、医師法の第19条第2項によります。

 

「診察や検案をした医師または出産に立ち会った医師は,診断書や検案書,または出生証明書や死産証書の交付が求められたときには,正当な事由がなければ,これを拒否できない。」

 

 正当な事由とは 

 (1)恐喝等の不正の目的に利用される疑いが強い場合
(2)不当に患者の秘密が他人に漏れる恐れがある場合

 (3)医師の不在又は病気等により事実上診療が

         不可能な場合 などです。

 

罰則は残念ながらありません。

 

先日、お客様が以前に通院していた医師に「受診状況等証明書」の交付を求めた際、断られました。報告を受け、私はその医師に断った理由を確認しました。すると理由は、お客様が持参した用紙に提出先が記載されていなかったことだということがわかりました。

診断書を悪用するような内容は何一つ書かれていなかったのですが、ワードの誰でも作成できるような形式に不信をもたれたようです。「受診状況等証明書」には、決まった様式はありません。年金機構が審査しやすい情報を記載できる形になっています。年金機構が求める必要な情報が載ってれば、すべて手書きでも認めてもらえます。

(しかし、それも大変です。様式は年金事務所か街角の年金相談センターで受け取ることができます。)

 

「証明書」の作成を拒んだ医師に話を戻します。

障害年金のしくみや手続きなどについて説明し、作成を了承していただきました。しかし、「何年も医者をやってきて、障害年金の書類など見たのは初めて」と言われ、驚きました。それほどまでに障害年金の認知度は低いのか、と。

なお、今回問い合わせたのは整形外科。障害年金に結びつきやすい診療科だと思うのですが・・・。国は医師会に積極的に働きかけて、障害年金の認知度を上げてほしいです。

 

2013年

4月

14日

スピーディな支給決定!                     人の「気持ち」が作用する

 

「『そうか~、社労士に頼むと早く決定されるんだ』と先生に言われました」。

 先日、障害年金の支給が決定されたお客様からのお言葉です。担当のお医者様が、あまりの迅速な支給決定(実質1カ月半でした)に驚かれた、とのこと。お客様が信頼を寄せているお医者様にこんなふうに言っていただけ、嬉しくなりました。

 

 早く決定されたのは、私だけの力ではありません。振り返れば3つ要因があったと思います。

 1つめは、お客様が私を信頼し全面的に協力してくださったこと。

 2つめは、お客様が申立書を作成するための資料をそろえてくださっていたため、書類の作成がしやすかったことです。

 3つめは、お医者様がとても協力的な方だったこと。依頼後、すぐに診断書を作成してくださり、お客様や私とのコミュニケーションを積極的に取ってくださったことがとても大きいです。

 あとは、書類の不備が無いよう、私が事務処理を気をつければよかったのでした。お陰で、提出後の年金機構からの問い合わせもなく、スムーズに決定されたのです。

 

 お客様とお医者様、私の3者がそれぞれ信頼し合い、尊重し合うことでこんなにスピーディに進められるのだ、ととても気持ち良くお仕事できました。感謝です!

  

2013年

4月

03日

得るは捨つるにあり ~3月の振り返り~

春・松島の海

 

暖かくなった、と思ったのもつかの間、肌寒い天候(今日は雨あられの大荒れでした)が続いています。

3月の振り返りを。

 

年度末であり、一区切りをつける、ということが多かったです。

新しいものを得るためには、慣れ親しんでいた環境から出ることも必要なんですよね。

 

で、1つお仕事を辞めました。

5年間、週1回勤めた「街角の年金相談センター」の相談員を卒業しました。

 

ありがたいことに、事務所で受けるお仕事が増えてきました。

比例して睡眠時間を削ることが増え、体調を崩してしまうことが続き、お仕事のしかたを見直した結果です。

 

また、現在取り組んでいるお仕事の営業方法を、違う形に変えたくもなってきていました。

 

話は変わりますが、3月初旬、会社員時代のかつての同僚(総勢約20名!)と15年ぶりの再会、という機会をいただきました。

20代のダメダメOL時代を知られている先輩方に温かく会話に入れていただき、嬉しかったです。

「もっと頑張らなければ!」と活力を注いでもらってきました。

 

人との出会いで力が得られることを、再確認した3月でした。

この春も、新たな出会いがいくつもあります。

出会いから力をいただき、新たなスタイルでお仕事に取り組みます。

 

 

 

 

 

 

2013年

3月

26日

サクラサク

 嬉しくて、ついブログします。今日、お客様からお電話やメールを複数いただきました。

「年金証書が届きました」という内容です。つまり、年金の支給決定がされました!

 

 今日ご連絡をいただいた方たちは、支給決定される重さのご病状であり、実態とブレていない診断書も添付できたため、あまり心配していませんでした。それでもやはり、実際に決定されたことを伺うととても嬉しいです。

 初回の面談時に不安そうだったお客様の表情や、障害年金に理解深く、協力的だった医師のお顔などが思い浮かびます。

 

 お電話をくださった方の何人かは、春の不安定な気候のためか、体調を崩していらっしゃいますが、「これでホッとしました」と話してくださいました。

 

 少しかもしれませんが新しい光を感じ、それがご病気の辛さを和らげる効果になってくれるといいな、と心から思います。